楽天イーグルスの2021年シーズンが終わりました。
はじめに
2014年から毎年書いていた「楽天イーグルス観戦記」シリーズを書くことがなかった昨年。新型コロナウイルスの影響を鑑み、2020年は現地観戦0回のシーズンとなってしまったためです。それから1年。今年2021年シーズンは、計3回、現地に足を運ぶことができました。
さて、2021年のレギュラーシーズン成績は66勝62敗15分の3位という結果になりました。新コロ特例のレギュラーションで試合が9回打ち切りとなったため、引き分けの多いシーズンでしたね。
石井GM兼監督の就任、田中将大投手の復帰など、大きな注目を集めて始まった今年。12球団唯一、一度も借金を作らないという安定した飛行で、ほどほどの結果に着地した、というところでしょうか。
石井監督に関しては「お手並み拝見」というスタンスで見始めました。
昨シーズンに問題視されていた投手起用などは明らかに改善しましたし、また本人も「ブレない」という言葉を度々使っていた通り、どっしりと構えて動じない指揮官の姿に、文句はほとんどありません。来シーズンの続投も決定したので、今度こそ優勝を目指して頑張ってほしいです。
一方で誤算だったのは、やはり、
でしょう。
必ず計算外ことが起こるシーズンの中で、歯車の噛み合わなかった部分を修正しきることができませんでした。
もちろん、光明もありました。
この活躍を来シーズンにも継続してくれることを祈りたいと思います!
現地観戦記録
それでは、観戦した試合の記録です。文章は、観戦直後にメモしていたものをほぼそのまま掲載しています。
5月22日(土) 対千葉ロッテマリーンズ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
E | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
M | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | x | 3 |
● Eagles 1 - 3 Marines
勝: 唐川, 負: 福山. S: 益田
試合は両投手が譲らない好勝負に。お互い7回1失点で勝敗つかずマウンドを降りる。
しかしイーグルスは2番手のサブちゃんが誤算で2被弾を浴びて決着。
これまで安定していたものの、ここのところ精彩を欠いている…けど、自分に言わせると、これまでの防御率0.00が運良く抑えていただけだったようにも思える…
まぁ、久しぶりにスタジアムで野球が見られて、マー君も生で見られたし、よしとするか。
6月2日(水) 対東京ヤクルトスワローズ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
E | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 |
S | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
○ Eagles 3 - 1 Swallows
勝: 則本昂, 負: 田口, S: 松井
新コロのせいもあり、一般発売が試合の直前の土曜日だったが、無事チケットはゲット。まぁ、ガラガラだった。
則本の登板。前回神宮に来たときも則本先発で、連続二桁奪三振記録が途切れるのを目の当たりにしたんだっけ…。
則本は初回こそマウンドへアジャストするのに苦労した(本人談)ものの、その後は圧巻の投球。
4年前のリベンジをするかのように、6回1失点10奪三振を達成。
その後、島内の勝ち越し適時打、絶好調岡島のダメ押し本塁打もあり勝利!
まっちゃんも危なげないセーブ。勝ち試合を見られてよかった。
11月6日(土) 対千葉ロッテマリーンズ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
E | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 4 |
M | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1x | 5 |
● Eagles 4 - 5x Marines
勝: 益田, 負: 宋家豪
前半は相手先発の佐々木朗希が自身最速の159キロを投げるなど圧倒。投ゴ処理悪送球の1点のみに抑えられる。
対する則本は制球がイマイチでボール球が多く、点を撮られたのは3回のみだったものの4回で交代する。
7回、交代した相手リリーフから(犠打失敗ゲッツーがあったにも関わらず)ヒット無しで2死満塁のチャンスを作ったところで、今季打点王の島内が走者一掃の逆転タイムリー!
自分の席の周りはほとんど楽天ファンだったので、一気に盛り上がった。
しかしイニングは8回、この日怪我から復帰していた松井裕樹が登板。相手クリンナップから危なげなく2死を取ったのだが、続く今季4本塁打のエチェバリアにまさかの一発を浴びて同点に。これは油断したなぁ…。
3位からのCSなので、引き分けはほとんど負けに等しい。9回表に得点できず勝ちがなくなり、裏はあっけなくサヨナラ負け。
翌日の第二戦もタイ・ゲームで9回打ち切りCS終戦。イーグルスの今シーズンが終わりました。
おわりに
3回の現地観戦ができた今季。日常を取り戻すには、こうして少しずつ歩んでいくしかなさそうです。来季は2019年以来の仙台で観戦がしたいなぁ。このまま新コロが落ち着いてくれれば、と祈るばかりです。
ほな、また……。