ほうかいのじゅもん

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倉敷・尾道旅行記(三日目)


旅の最終日は、朝日に照らされる尾道港から。


倉敷・尾道旅行も最終日の3日目。
前日に丸一日自転車を漕いでいたダメージがもっと来るかなと恐れていたものの、思ったほどではありませんでした。ニアサーでもまだまだ若いぜ!(必死)




さて、その3日目は尾道の街を散策します。
尾道と言えば……坂道
「言うてそうそう出会えるものかな?」と思っていたら、散策開始直後からぬこさまが当然のような顔をして道の真ん中にいらっしゃり、さらに僕の後ろから歩いてきた杖のおじいちゃんを待っていたかのように寄り添っていく、という“良すぎる”場面に遭遇してしまいました。尾道すげぇ。
ちなみにこちらの写真、左奥の消化器ボックスの上にも実は一匹。




尾道は多くの映画の舞台にもなっています。
ここは時をかける少女(1983)」で登場した艮神社。写真の大きなクスノキは樹齢900年だそう。
アニメ版は見ていたのですが、初代の映画は見たことがなかったので、旅の前に鑑賞していきました。アニメ版より筒井康隆感があってよかったです。





さて、その艮神社のちょうどお隣に、尾道千光寺山ロープウェイの乗車駅があります。
頂上までは歩いても登れるくらいの標高です。が、このロープウェイは乗る価値アリ!
飽くまでも自分基準ですが、ロープウェイ史上最高の眺めを楽しめました!
箱根の時に引き続き、タイムラプス動画にBGMをつけてみたのでご覧ください〜。




乗車時間3分ほどであっという間に山頂に到着。
残念ながら展望台はリニューアルのため閉鎖中。来年4月までかけて工事が行われるようです。
このイメージイラストを見てしまうと、タイミングが合わなかったのは惜しかったなぁ。




しか〜し!
山頂近くの千光寺からも素晴らしい景色を楽しむことができます。
やはり海の近くに山がある街は素晴らしい。
ちなみに、千光寺のお守り売り場のおばあちゃんに捕まってしまい、10分くらいずっと話をしてましたw 「あの海を今治の刑務所からの脱獄犯が泳いで渡ってきたんよ」とか…。そういえばそういうことありましたね。




ロープウェイで眺めを楽しみながら登り、歩いて降りながら坂道の街並みを楽しむ、というのが尾道のオーソドックスな楽しみ方らしく。
そして、道の途中に、にゃん。
この子は自分が可愛いのを自覚している感じの可愛さでしたね。




さて、尾道グルメと言えば、尾道ラーメン
今回は尾道ラーメン 壱番館」本店さんで頂きました。
背脂が浮いたスープが特徴で、こってり系と言われることが多い尾道ラーメンですが、個人的には透き通った醤油のスープのおかげか、それほど脂っこいというイメージは感じませんでした。立派なチャーシューが載って、ライス餃子セットもつけて830円。お値段リーズナブルなのも嬉しかったです。ごちそうさまでした。




さて、尾道を走る山陽本線の車輌は鮮やかな黄色をしており、実に映えます。
先に載せた千光寺からの眺望でもチラ見えしていましたね。
こちらの写真は、尾道の観光マップで言うと東の端に位置する浄土寺のそばで撮影しました。特に撮り鉄でなくとも、時刻表を調べてしばらく待って撮りたくなる、そんな可愛らしい電車です。
たまに黄色くない車輌もあるみたいですが、体感7~8割は黄色い電車だった気がします。




で、最後にもひとつ、にゃん。
無防備すぎますね。
ちなみにこちらの手では、通りすがりのおb…おねえさまのものであります。


尾道は、海あり、山あり、寺社仏閣多数あり、ロープウェイあり、電車あり、猫あり、……と観光地としてはフルコースのような街でした。しかも新幹線停車駅から在来線で15分ほどのアクセスの良さ!なぜ田舎扱いされているのか謎すぎます。

今回は、特にメインの2日目3日目は最高のお天気にも恵まれ、素晴らしい旅になりました!
同日の関東は雨模様だったようなので、ますます得をした気分です。
旅を終えて神奈川に戻ると一気に空気が冬になっており、最も良い気候のタイミングにちょうど合わせられたことも本当に幸運でした。

このまま新コロが落ち着いてくれることを祈りつつ……、またまとまった休みが取れたら、カメラを持って撮影旅行に出かけたいなぁと思いました。


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