ほうかいのじゅもん

写真を中心に、その他趣味のことなど、気ままに綴るブログです。

酒田をブラリ


休暇中気ままに撮影旅行。
第二弾は、山形県の港町、酒田をブラリ。


ブラリと言えばブラタモリ
自分が住んでいたり行ったことがある場所が取り上げられるとテンション上がりますよね。
そんな番組で今年9月にタモリさんが訪れたのが山形・酒田です。
山形は僕の地元のお隣なのですが、日本海側には馴染みがなく…。まさしくブラタモリで見て興味が湧き、このたび足を伸ばしてみることに。

冒頭の写真は、山居倉庫やまい、ではなく、さんきょと読みます。
今もなお現役の倉庫だそうで、ケヤキ並木はの葉は落ちてしまっていましたが、その様もまた、いとをかし。




酒田へは、仙台駅前(アエル向かい、広瀬通の高速バス乗り場)から直通の高速バスが出ています。
片道3時間半。まぁのんびりバスに揺られて向かいましょう。

酒田市内には、観光用の無料レンタサイクルサービスがあります。
市内各所で借りられるようですが、僕は一番オーソドックスと思われる、酒田駅の観光案内所(と言っても、ただの窓口です)でお借りしました。駅には17時まで返却しなければいけないので注意が必要です。
窓口では案内所のおばちゃんが観光スポットも教えてくれました。「写真を撮りに来たんです」と伝え、おばちゃんから教えてもらった場所を中心に回ることに。

カメラを向けるのにちょうど良い、古い町並みが残る酒田。あと、野良の猫チャンをよく見かけました。
歩いて回るには少し広いかな。車があればそれでも良いのでしょうが、まだ日差しも暖かい秋晴れの中、見知らぬ街でチャリを乗り回すのも、なかなかに気持ちよく、最の高でした。




こちらは美しい石畳の通りに構える相馬樓
元は「相馬屋」という料亭で、実は平成の時代まで営業していたとのこと。
しかし一度廃業し、取り壊されようか、というところまで行ったそうなのですが、どこぞのお金持ちが買い取り、今は観光施設として開かれているのだとか。

一般的に言ってこういう「昔の建物を見学できる施設」、正直なところ当たり外れが大きいイメージがあり、中にはがっかりなところもあると思うのですが…、この相馬樓は建物の中もかなり見応えがあり、かなり満足度の高い施設でした。
立派なお屋敷、見て回るだけで楽しいです。




そして、なんと言っても相馬樓では、酒田舞娘さんの演舞を鑑賞できるのです。
入館料に加えて800円支払う必要がありますが、平日も含め、施設が開いている日は毎日14時から行なっているのだそうで。観光案内所のおばちゃん、教えてくれてありがとー!
というわけで僕も舞娘遊びデビューすることに。僕は大人なので。

演舞中の撮影はできませんが、演舞終了後、撮影タイムがありました。珍しく美女の写真をセンサーに焼き付けることができて、僕のEOS 6Dmk2たそも喜んでいることでしょう。
希望する人は、舞娘さんと一緒に写真を撮ってもらうこともできます。

ちなみに酒田の舞娘さんは「舞」ではなく、「舞」と書くのだとか。(Wikipediaで今知った)




その相馬樓からすぐところにあるのが、日和山公園
こんな「映え〜」な写真も撮れる、落ち着いた雰囲気の公園。静かながら、よく整備された観光の街、という感じがします。
こちらの帆掛け船のミニチュアは、「西回り航路」で日本を股にかけた時代のシンボルとして、この池を日本海に見立てて飾られています。





そしてこの公園には、街中でもチラホラと見かけた猫チャンが大量にいます!
どうやら餌をやっている人がいるみたい。
こういう石碑みたいなところに、良い感じに夫婦?兄弟?揃って並んでたりするんですよね…。あざといですよこれは…




日和山公園の展望台は、日本の夕日百選に選ばれているのだそう。
よく晴れた一日の終わりに落ちてゆく夕日は、言い知れぬ美しさがありました。




撮影地:山居倉庫相馬樓日和山公園
photos with
Canon EOS 6D Mark II /
 EF 50mm F1.4 USM
 EF 16-35mm F4L IS USM
 EF 70-200mm F4L IS USM