ほうかいのじゅもん

写真を中心に、その他趣味のことなど、気ままに綴るブログです。

15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE

あ…ありのまま先週起こった事を話すぜ!
おれは魚眼レンズが欲しいな〜とネットサーフィンしていたと思ったら翌日にレンズが届いていた
な…何を言っているのかわからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…



念願の魚眼レンズを手に入れたぞ!

というわけで、新しいレンズ買いました!
SIGMAのフルサイズ対応対角魚眼レンズ、15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYEです。

なんとな〜く、表現の幅を広げたくて、魚眼レンズの価格をウォッチしていたところ、ヨドバシでクレカ払いポイント20%還元祭りをやっていたので、ボーナスが入ったことも相まってポチり。
注文の翌日には届いてしまいました。ヨドバシしゅごい。

魚眼レンズには、画が四角く出る対角魚眼と丸く出る円周魚眼がありますが、こちらは対角魚眼タイプ
さすがに円周魚眼では、癖がありすぎて使いどころが限られるかなと。
ちなみにSIGMAには同じくらいの価格帯で円周魚眼レンズもあります(SIGMA 単焦点魚眼レンズ 8mm F3.5 EX DG CIRCULAR FISHEYE キヤノン用 円周魚眼 フルサイズ対応 485276)。


購入の決め手

魚眼が欲しくなって、純正、サードパーティ共にリサーチした中で、こちらのSIGMA 15mmを購入する決め手となったのは、やはりお値段
価格コムでは軒並み5万円代とお手頃価格です。(…と非カメラクラスタの知り合いに話したら、「は?」という顔をされてしまいました。カメラクラスタの金銭感覚こわい)
いくら表現の幅が広がるとは言え、魚眼はあまり多用するものではありません。撮影時、オプションのひとつとして用意しておきたい、くらいの感覚。そのような用途のレンズに10万円超を出すのは流石に躊躇してしまう中、「これくらいの値段なら持っておいていいかな」と思わせてくれる、絶妙な価格設定です。

また、レンズ本体のコンパクトさも魅力。
重量400gと、撮影に出かける際、バッグに忍ばせるにはちょうど良いサイズとなっています。

注意したい点は、前玉が「出目レンズ」なので、保護フィルタの類を装着できないこと。
僕は保護フィルム、フィルタがないと心配になってしまう性分なので、この点は少し迷いましたが、魚眼なら仕方ないかな、と。
こちらのレンズには、前玉保護を目的としたフードが標準装備されていますし、収納する際は円筒状のカバーをつけて守ることになります。
買った後では、使用時の注意と使用後のお手入れさえ怠らなければ、保護フィルタがつけられないのは大きなデメリットにはならないと思うようになりました。


作例

購入してすぐ、野球を見に行くときに撮影した一枚がこちら。
(撮って出しではないです。ガッツリ現像していじってます。)

以前から持っていた16-35mmと、ワイド端の焦点距離では1mmしか違わないものの、やはり魚眼ならではの歪みは、新しい写真表現をもたらしてくれると実感。
AFのモーター駆動音がうるさいと書いてあるレビューもありましたが、よほど静かな場所でない限り気にならないかなと思います。

使ってみての思ったのは、想像している以上に広角に写せてしまうため、余計なものが画に入らないようにするのがひと苦労ということ。
↑の写真も、左下に隣の人の腕が入ってしまいました。このへんは慣れること、頭を使ってファインダーを覗くこと、など意識しなければいけなそうです。

あと、当たり前ですがLightroomで「レンズプロファイル補正」にチェックを入れてしまうと、せっかくの魚眼が全然魚眼じゃなくなっちゃうんですね。


おわりに

昔は「魚眼なんて滅多に使わないのにウン万円出して買う人の気が知れないわ〜」と思っていた僕も、あっさり買う人になってしまいました。
あまり乱用すると写真がくどくなってしまう。使い所の見極めが試されそうですが、臆せず色々と撮っていってみたいと思います!