ほうかいのじゅもん

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劇場版魔法少女まどか☆マギカ 始まりの物語


劇場版魔法少女まどか☆マギカ [前編] 始まりの物語」を見てきました。
物語の内容に直接触れることはしませんが、人によってはネタバレに感じる方もいらっしゃるかもしれませんので、ネタバレを嫌われる方はご注意ください。


2011年にテレビアニメでヒットしたまどマギの劇場版。
前編・後編でテレビシリーズの総集編として上映します。

俺はテレビシリーズは一度見ただけで、それも1年以上前のことだったので、あえて映画前におさらいはせずに見に行きました。
内容的には追加シーンや音楽を除けばテレビシリーズそのまま。しかし、後の話の展開が分かっていても十分に楽しめました。
「総集編」というと良いところを切り貼りしただけのものになりがちですが、お話が見事に2時間にまとめられており、「展開が早すぎ」などの無理矢理感は一切感じませんでした。このへんの構成力は流石ですね。

前編は「俺だったらココで区切るかな〜」と思っていたまさにその部分で終了し、後編へ続くという展開。(「次回予告」的なものがなかったのは意外でしたが)
テレビシリーズの話数的に考えると、前編で結構な割合を消化したようにも感じますが、テレビシリーズも序盤は省略できる部分が多くあれど、終盤はほとんどどでも欠かすことが出来ないストーリーになっていたので、このぐらいのペース配分でちょうど前編・後編を使って全12話を消化しきれるのかな、という感じ。

個人的に、完全な総集編ではなく、途中で話の展開が変わるサプライズがあるのかな?と期待していたのですが、パンフレットを読むとこんなことが。

テレビシリーズ(オリジナル版)の総集編として構成された『[前編] 始まりの物語』『[後編] 永遠の物語』、そして「完全新作」の三部作として展開する予定だ。
(パンフレット INTRODUCTIONより引用)

正直、これを読んで初めて知ったのですが、次の土曜日に公開の後編で終わりではなく、さらに「完全新作」なるものが1本続くんですね!
これは自分の予想ですが、今回の「前編」はおとなしくテレビシリーズの焼き増しとし、次の「後編」から変化を少し取り入れてくるのではないか、と考えています。
特に、「完全新作」に繋げるために、「後編」のラストをテレビシリーズとは少し異なる方向に持って行くのかな?という予想です。
このまどか☆マギカは、端から見ても「エヴァ」を強く意識している(悪く言えば「パクっている」)ように思えるのもそう考える理由のひとつです。

いずれにせよ、純粋な総集編としても満足できるほど楽しめる作品であったので、もうすぐ公開の後編も楽しみにして見に行こうと思っています!
余談ですが、映画が始まる前のCMでヱヴァQの予告をやっていました(例のピアノのやつ)。
チケットの事前予約でヱヴァは公開初日ぶんを取ったので、これも約1ヶ月後をめちゃめちゃ楽しみにしています!!