ほうかいのじゅもん

写真を中心に、その他趣味のことなど、気ままに綴るブログです。

ポケモンLEGENDSは神ゲー


神ゲー


全世界80億人のポケモントレーナーを志す皆さん、こんにちは。
「Pokémon LEGENDS アルセウスは買いましたか? 僕はもちろん発売日に購入し、毎日ヒスイ地方を冒険しております。
そして、確信しました。ポケモンLEGENDSは神ゲーである」と。

現在はメインストーリーとクリア後ストーリーをひと通り終え、図鑑集めに精を出しています。
今回は、この神ゲーについて、「ダイヤモンド・パール(以下ダイパ)」や「ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール(以下BDSP)」との関係性も踏まえながら、自分の思っている感想を記事にしたいと思います。
なお、ストーリーの核心に迫る部分には触れていません。ただし、基本的にクリア済みの読者を想定していますので、僅かな情報であっても気にする方はネタバレ注意でお願いします。



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さて、この記事で言いたいことは、大きく分けて次の3つです。

  • 「LEGENDS」は「ダイパ」16年越しの完結編である。
  • 「BDSP」は「LEGENDS」のための最高の補助教である。
  • 「LEGENDS」が真の「ダイパリメイク」である。

では早速語っていきましょう!


「ダイパ」は未完の名作だった

ポケモン本編作品第4世代として「ダイパ」が発売したのは、2006年。僕が中学3年生の時でした。
このダイパ+マイナーチェンジ版のプラチナは、言うまでもない名作であると同時に、「未完」の作品でもあったと思います。

と言うのも、「神話」をテーマにしたダイパでは、意味深に語られながらも、回収されなかった伏線が多数残されていました。
ディアルガともパルキアともとれるハクタイシティの銅像
意味深ながら放置されてきたミオ図書館の「シンオウむかしばなし」、
プレートに書かれている文字、
そして、通常プレイでは表舞台に出ることがなかったアルセウスイベント……

特にアルセウスに関しては、「てんかいのふえ」という内部データが存在していながら、ダイパ内で配布されることはなく、所謂「改造」でしか見られない、当時の小中学生にとっては文字通り神話のような存在でした。
さらに、本来はシンオウ地方のために設定されていたはずのアルセウスというポケモンは、4世代特有の幻ポケモンの多さ、またゲーム発売の販促タイミングもあって、同4世代作品のHGSSジョウト地方で扱われることになりました。

それから16年。
シンオウ地方におけるアルセウス神話は、LEGENDSにおいて、古のシンオウ地方という舞台で回収されました。
この「LEGENDS」は「ダイパ」16年越しの完結編であると言う他ない伏線の回収! 「やっぱアルセウスシンオウ(ヒスイ)に現れてこそだよな!」と全ポケモンファンが涙したことは言うまでもありません。


BDSPの3つの役割

そんな「LEGENDS」に先立って発売された「BDSP」
しかし事前情報を見ているうちに、「本命」がLEGENDSの方であることはすぐに分かりました。
正直なところ僕は、BDSPは「ダイパそのままのリメイクがよかった!と騒ぐダイパキッズのクレーム対策」なのかな、と思っていました。
実際、BDSPにはそういった側面もあったのかもしれません。が、BDSPとLEGENDSの両方を遊んだ今、BDSPには次の確かな3つの役割が込められていたように思えてきました。

「ダイパ」を古参にリマインドするために

「ダイパで遊んだのを昨日のことのように覚えている!」という方も多いと思いますが、とは言え、ダイパは16年前のゲーム。正直に言って、僕は細部まで記憶が残っていませんでした。
そして発売されたLEGENDSは、やはりダイパを知っていれば100倍深く楽しめる作品。
となると、事前にBDSPを遊んでおくことで、ダイパの設定、台詞、音楽などを思い出し、しっかり復習できた状態でLEGENDSに望むことができるでしょう。

「ダイパ」初めて世代のために

考えてみると、今現在、中学〜高校生である世代は、原作のダイパを知らないんですよね。
つまり彼らにとってみれば、BDSPは事実上、完全新作のポケモンゲームです。
前項と共通する通り、シンオウ地方を知っていれば、ヒスイ地方の冒険をより深く楽しめることは間違いありません。BDSPは、そんなシンオウ地方初めて世代のための作品であるとも言えそうです。

「LEGENDS」が難しすぎた小学生のために

LEGENDSを遊んだ大人がまず驚いたのは、そのゲーム難易度の高さではないでしょうか。
当然のように襲いかかってくる野生のポケモン、レベルが低めの野生ポケモン相手でも普通にワンパンされる戦闘、キング・クイーン戦でのアクション要素など、「これ小学校低学年の子どもとかクリアできるのか…?」と心配になりました。
主人公の年齢が「15歳(くらい)」と表現されている点、ひらがなモードが存在しない点からも、LEGENDSは、中学生以上を対象年齢としていると想像できます。
そんな「LEGENDSがまだ難しすぎた小学生」を救うのが、BDSPという存在だと思います。BDSPはそこまで難易度が高くなく、連れ歩きなどポケモンの可愛さを楽しめる要素もふんだんに含まれているため、小学生も遊べるゲームです。
言い換えると、ポケモン最新作がゲーフリが製作したLEGENDSだけになってしまうと、今の小学生にとっては「遊べるポケモンのゲーム」がない空白期間が生まれてしまいます。ゲーフリ、株ポケは、それを避けたかったのかもしれません。


以上のように、BDSPは「LEGENDSと同時に発売された」ことを踏まえると頷ける作品です。
発売直後は、バグの多さやあまりにも原作のダイパそのまま過ぎる内容などで酷評もされたBDSPでしたが、「BDSP」は「LEGENDS」のための最高の補助教材であると考えると、ゲーフリの意図が伝わってくるように感じました。


これからの「リメイク」はどうなるのか

ここまで述べてきたように、ゲーフリ謹製の本命作品であること、16年前の伏線を回収した「ダイパ完結編」であること、そしてBDSPが補助的な役割を担っていること、を考えると、僕には「LEGENDS」が真の「ダイパリメイク」であるように思えます。

これまで、「リメイク」は、ポケモン作品の「本流」として、完全新作と並列の存在で発売されてきました。
LEGENDSは、ポケモンの対戦システム、捕獲システム、図鑑収集システム、全てを見直した全く新しいポケモンのゲームです。そしてゲーフリは、「リメイク作品」のあり方もまた、LEGENDSで見直したのではないでしょうか。
そしてこれは、これからの「リメイク」は、剣盾の続編として続いていく「本流」と双璧をなす「亜流」として、新たな挑戦を試みる作品にしていくぞ!という意思表示とも思えました。
LEGENDSで、昨今のゲームの最新トレンドとも言える「オープンワールド」をポケモンの世界に取り入れたように、これからもその時代に沿ったゲームの要素やトレンドを、恐れず、惜しみなく取り入れていくという志を感じるのです。

かなり気が早いですが、順番から言って次の「リメイク」対象は、BWへと続いていきます。
BWは、自分が一番やり込んだ作品です。LEGENDSのように(同様のオープンワールドゲーという意味ではなく、LEGENDSともまた異なる全く新しい「ポケモン本編」として、)ワクワクする新潮流に「リメイク」されたBWを再び遊べたら、ガチでむせび泣く自信があります。

ゲーフリさん、一生ついていきますので、よろしくお願いします。


おわりに

ライトユーザーからヘビーファンまで、千差万別の楽しみ方があるのがポケモンという作品。
その中でも、


という問いに、「当たり前だ!!!(ドン!!)」と即答するようなポケモンを愛する者たちにとって、LEGENDSは本当に深く突き刺さる神ゲーであったと思うのです。


追記

全てのポケモンと出会い終わり、無事アルセ神を仲間にできました!
追加DLC〜!はやくきてくれ〜〜〜!!