ほうかいのじゅもん

写真を中心に、その他趣味のことなど、気ままに綴るブログです。

ひと足お先に河津桜2022


ひと足早く春。


先週月曜日(2月28日)、休暇を取って河津桜を撮りに静岡県河津町へ行ってきました。
前々から決まっていた休暇だったため、この時期なら河津桜だな!と考え、本来は神奈川県三浦海岸あたりを狙っていたのですが……、今年は全国的に開花が遅れ、先週末時点ではほとんど咲いていないとの情報。(今週末、見頃になったようです)
それなら咲いているところに……、ということで、急遽静岡まで足を伸ばすことにしました。
特急踊り子に乗って、片道2時間半。乗車時間は長いですが、乗り換えなしで行けてしまいます。駅でコーヒーを買い、のんびり読書しながら向かいました。




河津町は、毎年この時期に賑わいます。
河津桜まつりも催され(2月末日のこの日が最終日でした)、屋台も並んでいました。コロナの影響でシャトルバスがキャンセルされるなどの影響があったようですが、平日にも関わらず、そこそこの人出。土日だともっと凄かったんだろうなぁ、と思うと、平日休みに来られてよかったです。




さて、河津桜並木は、途中何本かの橋が架かる川沿いの道。この橋がそれぞれ個性があり、撮っていて飽きませんでした。
また、名前の通り河津桜の原木はここ河津町にあり、桜並木から少し外れたところにある個人邸宅の玄関先で眺めることができます。




同じく桜並木から逸れた場所には、峰温泉大噴湯公園という温泉の噴き上がりを見られる観光スポットもあります。足湯や温泉卵といった楽しみもありました。




この日は、到着したお昼頃には空に若干厚めの雲がかかっており不穏だったものの、昼食をとった後から良い感じの日が差してきました!片道合計3時間かけて撮れ高坊主はつらすぎるのでよかった…。
修行中のお坊さんも気持ちよさそうでした。




春、桜、青空、と言えば、そう、メジロですよね。(そうか?)
特定の木に何匹かが群れでとまって蜜を吸っていました。こちらの写真は200 mmで撮影したものを1/4くらいにトリミングし、Adobe先生のスーパー解像度でサイズを補正しました。
頭上の枝を見上げる格好でカメラを構えていると、首がイキそうになりましたが、その代償を払う価値のあるメジロちゃんが撮れて満足です。



河津駅近くは混雑していた桜並木も、駅から離れていくに従って人はまばらになりました。
そして、並木道の最も駅から離れたあたりにある涅槃堂桜見晴台。見晴台と言っても、徒歩3分ほど登ることができる小高い丘のような場所です。
なぜか季節外れの鯉のぼりもあり(もうちょっと沢山いても良い気がする。ソーシャルディスタンス?)、静かな雰囲気の良い場所でした。




というわけで、とても満足のいく撮影日帰り小旅行でした。
河津駅12時着、16時発で滞在4時間という日程でしたが、写真目的ならちょうどよかったかな。
桜まつり期間中はライトアップも行われていたようなので、次シーズン以降には、伊豆に宿泊がてらこちらを狙うのもアリかもしれません。

さて、今年も桜シーズンが始まる!
梅や河津桜は軒並み開花が例年より遅れているため、ソメイヨシノもおそらく例年+1週間後くらいに見頃になるのでは?と踏んでいます。とすると、東京は3月末か、下手すると4月頭の土日くらいかな。
今からお天気に恵まれるよう、世界平和ともども祈るばかりです。


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