HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024
8月31日(土)にKアリーナ横浜で開催された宇多田ヒカルのライブ、HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024に参戦してきました!
デビュー25周年を記念したベスト盤「SCIENCE FICTION」を携えての今回のライブ。全国ツアーとしては2018年以来となります。
チケットにはエントリー総数100万枚を超える応募が寄せられたそう(公式サイトより)。最終日前日の公演に運良く当選し、チケットが手に入りました。
ライブは、演出、セトリ、そしてパフォーマンス、どれをとってもハイクオリティで、とても満足でした!
最近の楽曲では、高周波数成分抑えめ(?)な落ち着いた歌声となった宇多田ヒカルですが、ライブではそれとは逆に、良い意味で少女のような声だな、という印象を受けました。
序盤で出し惜しみなく披露された代表曲「First Love」、終盤の良いところで歌ってくれたシン・エヴァの主題歌「One Last Kiss」、そして個人的に、宇多田ヒカルと言えば、の1曲だと思っている「光」(キングダムハーツのCMの印象が強くて。)を聴けたのが嬉しかったです。
大型ビジョンのようなモニターはなく、ステージ上に配置された複数の縦型モニターに映る形。歌詞の文字も出なかったものの、ライブという場で音楽だけにひたすら集中していると、あらためて、宇多田ヒカルの書く詞の一言一言が心に刺さりました。やっぱり天才ですわ。
本ツアーでは、公演中のスマホによる撮影が許可される、という措置が取られていました。海外アーティストのライブでは普通になっているようですが、日本ではかなり珍しいですよね。
ただ、最終公演のKアリーナ横浜では、「アンコールのみ撮影OK」というルールに変更。宇多田ヒカル本人は、MCで「今回はみんなスマホを構えていないから、みんなの顔が見えて嬉しい」というようなことを言っていました。海外に拠点を置く宇多田ヒカルだから、スマホで撮られていても気にならないのかな〜と思っていたのですが、やっぱりステージに立つ側からすると、客席全体からスマホを向けられている状況は、本音では良い気分はしないのかな、と思いました。
個人的には、本編が撮影禁止で良かったなと思っています。隣の席の人がずーっとスマホでパシャパシャ写真撮りまくる人だったら興醒めだな…と案じていたので…。
スマホ撮影が解禁されたアンコールでも、僕は記念に1枚だけ撮って、あとは目の前のライブに集中して聴きました。
会場のKアリーナ横浜は、昨年オープンした新しい会場。横浜駅から少し歩いて、アンパンマン・ミュージアムの隣にあります。
新しい会場なだけあって、会場内にアルコールを飲めるラウンジがあったり(客席にも持ち込み可能。ドリンクホルダーがありました)、窓際に立食用デッキがあったり、トイレの一方通行動線がしっかりしていたり、と、設備には驚かされるところがいくつもありました。
…が、終演後の退場だけは、正直言ってうんざりでしたね〜。「横浜駅までの動線が悪い」という評判は聞いていたものの、出てすぐの道幅が狭すぎるので、そもそも会場出口周辺で人が滞留してしまい、終演後1時間弱ほど経つまで人混みで身動きが取れませんでした。(自分は規制退場の最後の方の順番だったので、尚更だったのかもですが)
帰りはみなとみらい線新高島駅に向かったので、会場出口周辺さえ脱出できれば、あとはスムーズでしたが…。あのまま横浜駅まで歩いていたら大変だったかもしれません。
というわけで、ライブレポートでした。最後にセトリを載せます。太字は、僕が個人的に特に「良かったな〜」と思った楽曲です。
しばらくはセトリの楽曲を聴いて余韻に浸ろうと思います!
01. time will tell
02. Letters
03. Wait & See ~リスク~
04. In My Room
05. 光
06. For You
07. DISTANCE (m-flo remix)
08. traveling
09. First Love
10. Beautiful World
11. COLORS
12. ぼくはくま
13. Keep Tryin’
14. Kiss & Cry
15. 誰かの願いが叶うころ
16. BADモード
17. あなた
18. 花束を君に
19. 何色でもない花
20. One Last Kiss
21. 君に夢中
En. 01. Electricity
En. 02. Automatic