ほうかいのじゅもん

写真を中心に、その他趣味のことなど、気ままに綴るブログです。

RF 70-200mm F4 L IS USM


\( 'ω')/ウオオオオオオアアアアーーーーッッッ!!!!






はじめに

はいっ、というわけでね、RF 70-200mm F4 L IS USMです!!!
いやぁ、逝ってしまいました、アハハ。昨年6月にEOS R6を購入し、レンズの方もそのうちRFマウントに手を出したいなぁと思いつつ、これまではアダプタでEFレンズを使っていました。
そんな中、「もうすぐ誕生日だし…」という蛇の甘言が耳元で囁かれ、また、神奈川県の消費喚起事業「かながわPay」がビックカメラで使え10%の還元がつくこと(ビッカメポイント8%と合わせて価格コム最安値より圧倒的に割安に)、まもなく桜シーズンだから買うならその前に…というタイミングなどが重なり、望遠小三元「RF70-200 F4L」でRFレンズレビューすることにしました。
今まで、EF Lレンズの同系列EF 70-200mm F4L IS USMを使っており、それから乗り換えた形になります。

購入したのは一昨日。早速クイックレビュー記事を書きます。
と言っても、IYHして舞い上がっている素人の感想レビュー記事ですので、そういう目でご覧頂ければ…。


外観レビュー

てなわけで、開封の儀。
従来モデル「EF70-200mm F4L IS USM」(左)と並べてみました。(EFの方は保護フィルタがついています)
もちろん購入前から店頭などで実機を手に取って見てはいたものの、並べてみると改めてずんぐりちっちゃくなった印象。非常にコンパクトです。可愛いですね。重量も760 g→695 gに軽くなりました。
もちろん、EOS R6に装着する際は、EFの方はアダプタがつくので、実質の長さにはもっと差がつきます。ミラーレスのショートバックフォーカスってやつですね(よくわかってない)


EF70-200 F4Lがズームしても鏡筒が伸びないタイプだったのに対し、RF70-200 F4Lは伸びます。
このあたりは好みは分かれるかもしれません。ズームしても伸びないのは見た目スマートですからね。
ただ後述のように実際に外に持ち出して使ってみて思ったのは、短いって正義ということ。ストラップで首から下げているとき、片手に持って歩いているとき、鏡筒が短いのはハンドリングしやすいです。もちろん、リュックへの収納スペースも体積を稼げますし。



付属のレンズフードは白いんですね。(EFは黒かった)
また、画像右側ある、フードをカチッと固定するロックがついています。フードはまだ試していないので、使い勝手は割愛。


作例・使用感レビュー

さて、おニューレンズ一本を携えて、昨日、お試し撮りをしに行ってきました。
なお、以下の作例は全てLightroomで現像し、長辺2048 pxで書き出し、JPEGminiで圧縮しています。

訪れたのは3年前にも行った猫公園、大井ふ頭中央海浜公園です。今回もたくさんのにゃんに会えました。(ちなみに前回同様、スポーツの森の方には一匹もおらず、道路挟んで西側のなぎさの森の方にたくさんいました)

はじめに肝心のレンズの使用感を一言で言うと……、解像感エグいっす……!




FL: 200 mm, f: 4, SS: 1/250, ISO: 200
まずは眠っていらっしゃったぬこさま。
こちらは200 mmのズーム端、F4の開放になります。ボケが美しいのと、ぬこ様の毛まで解像する描写が素晴らしいです。(リサイズ等で掲載画質だと若干潰れてしまっているかもですが…)

なおこちらのぬこさま、この後、起床しましたがチビっ子に追いかけられて茂みの奥へ逃げ去っていきました。





FL: 104 mm, f: 4, SS: 1/160, ISO: 100
ブルーシートの上でおやすみ中のぬこさま達。
こちらも、少し離れていた場所から開放で写した1枚です。
もちろん主役はぬこさまなのですが、ブルーシートのざらざらの描画エグくないですか?





FL: 171 mm, f: 9, SS: 1/250, ISO: 5000
こちらのぬこさまは、模様や右耳の形から、おそらく3年前にも出会った子かな?と思います。元気そうで何よりです。
今回は夕焼け橋という歩道橋を渡ったあたりの茂みにいて、すぐ逃げて去っていってしまいました。が、咄嗟に構えてシャッターを切ってもここまでバチピンで合わせてくれるというのは、R6の瞳AFと、おニューレンズのUSMによる爆速合焦のおかげかなと。
前まで使っていたEF70-200 F4LもUSM搭載だったのですが、それよりもさらにAF性能が上がっているような気がします。(気のせいかもですが…)





FL: 179 mm, f: 4, SS: 1/200, ISO: 1000
こちらは、最初回り込めない向こう側を向いていたのですが、色々な角度から何枚か撮っていると「仕方ねぇなぁ」というようにこちらを向いてくださった親切なぬこさまです。
こちらもF4の開放ですが、必要なお顔はしっかりと解像してくれ、前ボケ・後ボケも綺麗に作ってくれました。





FL: 135 mm, f: 5.3, SS: 1/200, ISO: 800
最後は、道路沿いの生垣状になっているところで休憩しておられ、近寄ってもお逃げにならなかった大物感あるぬこさま。
開放だと顔の両側にピントが合わなかったので少し絞っています。
こちらも毛を一本一本までしっかり解像しており、合焦している部分は、お店で食べる油淋鶏か?というくらいカリッカリに写すことができました。

Photo Info


おわりに

と、いうわけで、珍しくレンズの描画性能に振って、作例解説してみました。普段はぶっちゃけ「解像感が〜」とか「陰影が〜」とか特に考えずに撮っているので、内容が知ったかぶりのにわか丸出しになっていてもお見逃しください…。

これまで使っていたEF70-200mm F4L IS USMは2006年発売で、EF同系列が3世代あるうちの第2世代でした(第3世代の「II」は2018年発売)。
購入したRF70-200mm F4 L IS USMがこのラインナップの系譜の第4世代であると捉えるならば、考えてみると、2世代分、年数にして15年分の進化を味わっていることになります。そりゃあ解像感のエグさを感じるわけです。

今回はお天気の方は生憎どん曇りでしたが、レビューサイトなどによると、対逆光性能なども向上しているとのこと。また何と言っても夜間や屋内などの撮影で、R6のボディ内ISと協調した手ぶれ補正も試してみたいところ!

EF70-200 F4Lもかなり重宝し、自分として新しい表現ができるようになったお気に入りレンズだったため、このRF70-200 F4Lもしっかり使い倒していきたいと思います!