ほうかいのじゅもん

写真を中心に、その他趣味のことなど、気ままに綴るブログです。

倉敷・尾道旅行記(一日目)


舟に乗れる町は良い町。


先日、お仕事の有給消化イベントが発生して休みを取り、ぶらり中国地方一人旅に出てきました。
新コロも急速に落ち着いており、ワクチンも接種して抗体も十分持っている状態。来月あたりからは政府の旅行キャンペーンが始まって観光地が混みそうな予感もしますし、ここらへんが良いタイミングかなと。
さらに今回はお天気運も持っており、3日間この上ない好条件で旅を楽しむことができました!

というわけで、写真もたくさん撮ってきたので、Blogも3回に分けて旅行記を書きたいと思います!




旅行初日に訪れたのは、倉敷
朝7時台の新幹線で新横浜を出ると、到着はお昼前。
今回の本命目的地、尾道を目指す道中に立ち寄って、半日ほど散策しようという算段です。

初日は日曜だったこともあり、人出もぼちぼちありました。
まずは以前テレビで見て以来気になっていた、倉敷美観地区のこの運河と川舟の写真を撮れてまず満足。




もちろんイーグルスファンとしては、星野仙一氏の出身地であることも、倉敷に興味を持ったきっかけのひとつでした。
この旅行を計画し始めたのは10月上旬。そうしていた頃、星野仙一記念館が今年11月末をもって閉館するというニュースが飛び込んできました。
これは本当に最後のチャンス、ということで、もちろん訪問。
「記念館」と言っても、建物ふた部屋分程度のスペースの施設でした。
イーグルス関連では、パ優勝、日本一を決めた試合のサイン入りユニフォームや、その試合で着用していたスパイクなどが展示されていました。また、平石前監督やオコエ、ほりけんが訪れたときの写真が飾られていたりしました。
なお、展示物の撮影も可ですが、インターネットへの掲載はNGとのこと。館内の写真は、閉館直前記念として自分用に取っておこうと思います。




倉敷の氏神様、阿智神社
長い階段の上、少し小高い場所にあり、倉敷の街並みを一望できます。
この日はご近所のおうちで祝い事があったらしく、御神輿も出されていました。





そして、大原美術館も訪問。
というのも、半日くらいかけて倉敷の街並みを撮ろうと思っていたものの、観光地は思いの外コンパクトで、1~2時間もあればひと周りできてしまうくらいだったのですよね。
想定していたよりも時間も余ったので、美術館の外から写真を撮るだけでなく、展示も楽しむことにしました。

僕は自らに絵心がないばかりに、絵画に関しては正直見てもよくわからないな…と思うことも多かったのですが、児島虎次郎という人の作品は、見た瞬間、素直に「美しいな」と思いました。色使いや光の使い方が絶妙です。
(なぜか↑の「作品紹介」には未掲載なのですが、)特に「朝顔」という作品がとても綺麗で、おみやげに冷蔵庫に貼るマグネットを買ってきました。

また大原美術館と言えば、原田マハ著「楽園のカンヴァス」に舞台として登場する場所でもあります。
常設展示にもアンリ・ルソーの作品があったり、小説内で触れられていたピカソの「鳥籠」があったりと、こちらの意味でも楽しめました。

なお、大原美術館はコロナ対策で15時閉館となっていたので、ご訪問される際には事前にホームページ等で確認することをおすすめします。




風情ある街並み、フォトジェニックな観光スポットから美術館まで、半日かからずにぶらりできる倉敷、良いところでした。
それほど規模の大きな観光地ではないので、関東からだと訪問のメインに据えるというよりも、広島に行くついでに立ち寄るのがちょうど良いかもですね。

というわけで、夕方に倉敷駅を立ち、JR山陽本線尾道へ。
2日目、しまなみ海道サイクリング編」に続く!


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