ほうかいのじゅもん

写真を中心に、その他趣味のことなど、気ままに綴るブログです。

小江戸川越


世に小京都は数あれど、小江戸は川越ばかりなり。



夏がふと思い出して帰ってきたかのように暑かった秋分の日に、カメラを持って小江戸 川越へと行ってきました。
ワクチン接種2回目も先月に終え、新コロの新規感染者も減少してきたので、天気の良い日はお出掛けしたいなと。
週の真ん中とは言え、祝日だったので、ある程度は混雑することも覚悟して行きましたが、思っていたよりは空いていて、三密をほとんど感じることなく観光することができました。




川越と言えば、蔵造りの町並み
平時であれば食べ歩きも充実しているようですが、今はそれは我慢…。いや、一人で食べ歩いても、という気もしますが。
さすが小江戸と称されるだけあって、江戸時代の町民の暮らしっぽさを感じられる風情ある通りです!
…しかし問題は、車道を通る車がめちゃくちゃ多くて、町並みの写真を撮るのが困難であること。
↑の写真も、信号のタイミングを待ちに待って、ようやく撮れた1枚でした。基本的に、この中央の道路を車が途切れず流れているんですよね。短い区間でもいいから土日祝日はホコ天にしてくれればいいのに、と思いましたが、生活道路となっているから難しいのでしょうね。




ちなみに今回はEOS R6たその他に、写ルンですのレンズを使ったオモチャレンズ、Utulensを装着したM3たそも持って行きました。
Utulensでこの町並みを写すと、完全にタイムスリップできます。




川越のランドマーク、時の鐘も、レトロ感マシマシです。




さて、お昼は川越名物、うな重
全体的に空いていたとは言え、さすがにお昼時のうな重屋は長時間待ち状態!
しかしこちらのお店はかなり良心的で、順番待ちのリストに名前を書いたら、呼ばれるまでその場を離れていてもOK(呼ばれたときに不在なら並び直し)という制度だったので、その間も写真を撮り歩くことができました。




そしてこれが!うな重(上)じゃ!!
社会人の財力で食ううなぎは最高じゃのう!!(ガツガツ!)
美味かったです。




うな重屋の前にある大正浪漫夢通りは、かなり写真映えする通りでした。
石畳の通りに並ぶレトロな店々がいい感じ。ノスタルジーを感じます。
前述の蔵造りの町並みとは違い、車通りも少ないので思う存分カメラを構えられます。距離としては短い通りですが、写真を撮るならこちらですね。




思いの外さくさく見て廻ることができたので、帰り際に川越温泉 湯ゆうらんどに寄りました。スーパー銭湯的な施設で、宿泊もできるようです。
覗いてみて混んでいたらやめようかなぁ、と思って入ったところ、ガラガラで自分の他に3~4人しか入浴客がいませんでした。(時間が早かったこともあると思います。1時間ほど滞在して、出る頃にはもう少し人が増えました)

地味ながらかなり感動したポイントが、洗い場に体を洗う用のタオルが用意されていること。カウンターで貸してもらえる手拭いタオルとは別に、です。
銭湯の手拭いタオルって、泡立ち悪いし、体を拭く用に取っておきたいし、で難儀することが多いのですが、こちらの浴場には泡立ちやすいスポンジっぽい布地のタオルが用意されていました。全国全ての銭湯・温泉がこのスタイルになってほしいものです。マジで。




というわけで、綺麗な町並みを歩き、贅沢に鰻を食べ、良い湯にも入って、大変満足な小江戸散策でした。
東京都心から乗り換えなし1時間で行くことができますから、便利ですよね。
桜の時期なんかも綺麗みたいなので、また訪れたい街のひとつになりました。



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