ほうかいのじゅもん

写真を中心に、その他趣味のことなど、気ままに綴るブログです。

GIZMON Utulens 32mm F16


ちょっとしたおもちゃ、買いました。



買ったもの

今回購入したのはこちら、GIZMON Utulens 32mm F16です。
商品説明にもある通り、写ルンですのレンズを再利用した単焦点レンズ」という、アイディアグッズ的トイレンズ。先日、Amazonのタイムセールで約1000円ほど値下がりしていたので、衝動ポチ致しました。
EOS Mマウントを購入し、最近出番がめっきり減ってしまっていたEOS M3たそに装着して遊ぶことにしました。なお、タイムセールの影響か、この記事の執筆現在、EOS Mマウントを含む一部のマウントは在庫切れとなっているようです。

外観は、記事トップの画像のようにシンプルで可愛らしいレンズです。
マウントへのアダプタ部は金属で、そこに樹脂製のレンズ本体をスクリュー式で捻じ込むような方式。
元は写ルンですのレンズなので、レンズそのものは豆粒のようにごく小さいですね。
なお、Amazonの商品ページの画像のように、前面をデコるためのステッカーが何種類か入っています。が、特にデコらずとも、↑の写真の通り、シンプルでイカスと思います。


必要なカメラの設定

このレンズを使う際は、カメラ側でひとつ設定が必要になります。
それが、レンズなしレリーズ設定です。「レリーズボタンを押したとき、レンズを装着していない状態でもレリーズが切れるようにする」という設定です。
Utulensは「ただのレンズ」で、カメラとは何の情報のやりとりもしていません。そのため、Utulensを装着しても、カメラとしては「何も装着していない状態」と認識してしまっている、というわけですね。

EOS M3の場合はこちらの設定をすることで、utulensを装着した状態でレリーズが切れるようになります。
なお、この設定の旨は、utulensに同封されている紙ペラ1枚の取扱説明書にも記載されています。


作例

作例というほどのものではありませんが…
ちらりと街ブラスナップを撮ってきたので何枚か載せていきます!



FL: 32mm, f: 16, SS: 1/200, EV: +2/3, ISO: 1250





FL: 32mm, f: 16, SS: 1/500, EV: 0, ISO: 2000





FL: 32mm, f: 16, SS: 1/200, EV: +1, ISO: 2000





FL: 32mm, f: 16, SS: 1/200, EV: +1, ISO: 1250





FL: 32mm, f: 16, SS: 1/200, EV: -2/3, ISO: 100
逆光条件。意外にもゴーストは出ません。そもそもレンズの構成が単純だからでしょうか?
光芒は8本?ですかね。





FL: 32mm, f: 16, SS: 1/200, EV: 0, ISO: 320
条件によっては、がっつりフレアが乗ります。コントロールできたら面白いかもしれません。


なお、これらの写真は、
RAWをLightroomで読み込み → カラープロファイルを「カメラマッチング ニュートラル」に → リサイズして書き出し
しただけの、(ほぼ)無編集画像です。(車のナンバープレート隠しを除く)

Photo Info


おわりに

オールドレンズ?トイレンズ?何と呼ぶべきか。
こういうレンズで遊んでみるのも面白いです。
作例の写真を撮っていて、久しぶりに「写真を撮る」という行為の原点に立ち帰れたような気持ちになりました。