ほうかいのじゅもん

写真を中心に、その他趣味のことなど、気ままに綴るブログです。

2019年シーズン楽天イーグルス観戦記

楽天イーグルスの2019年シーズンが終わりました。



はじめに

平石を正式な監督としてトップに立て、新たな体制でペナントに挑んだイーグルス
レギュラーシーズンの成績は71勝68敗4分3位という結果になりました。
昨季が5位を争うことすら叶わずにダントツ最下位で終わったことを考えれば、勝ち越し3つのAクラス入りは大きな躍進と言えるのではないでしょうか。

則本・岸のダブルエースが離脱するまさかのスタートの中、12球団屈指のリリーフ陣と浅村、ブラッシュの活躍で首位争いを演じた前半戦。
10連敗の失速の中で、エース則本の復活。
終盤、ロッテの追い上げを142試合目で振り切って決めたAクラス。
そしてクライマックスシリーズでは、接戦に接戦を重ねて、無念の惜敗。
最後の最後で粘り強さを見せてくれたチームに敬意を評したいと思います。

惜しむらくは、大型連敗あれど、大型連勝がなかったことでしょうか。
これに関しては、「勝てる試合を落としてしまう」ことが原因かなと。大型連勝は、「負け試合で勝つ」という幸運を味方につけると共に、「勝ち試合を落とさない」という堅実さが必要です。
この辺りは反省点として、来季に期待したいと思います。

個人的には松井裕樹の初のセーブ王獲得も嬉しい!
昨季は不調でわずか5セーブに終わった悔しさを晴らし、1年間一軍でクローザーのポジションを譲ることなく投げ切ったからこそ得られたタイトルだと思います。
登板数は68試合と多いですが、他の鉄壁リリーフ陣を含め、完投型エース不在で負担のかかる中でも、3日連続登板を避ける等、出来る限りのやりくりをしてきたのも最後になって効いたように感じました。
侍ジャパンにも選出され、疲労も心配なところですが、新婚パワーでオフに心も体もリフレッシュしてほしいところです。

また、2019年シーズンを語るにあたって、石橋の活躍を忘れることはできないでしょう。
開幕戦で逆転3ランを浴びて敗戦投手になった悪夢から、先発転向して8勝7敗。援護なく敗戦投手になった試合も多く、貯金1以上の大きな貢献をしてくれました。
そんな石橋が開幕戦で逆転3ランを浴びた時の僕のツイートがこちら。

……石橋さん、本ッッ当に申し訳ございませんでした!!!!



現地観戦記録

3月30日(土) 対千葉ロッテマリーンズ

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Eagles 9 - 3 Marines
勝:美馬 負:ボルシンガー

開幕2試合目。
昨年と同じ開幕カード、同じ球場、同じ土曜日、同じ美馬vsボルシンガーのマッチアップを観戦することに。
2回に先制され、美馬さんが序盤に炎上して敗れた昨年の記憶がよぎるが、すぐさまオコエの3ラン本塁打で逆転!
その後、美馬さんは5回にも失点するも、手術明けの初登板としては悪くないピッチング。
オープン戦から好調だった打線にも助けられ、リードのままマウンドを降りる。
その後、2年ぶりとなる嶋のソロ本塁打で追加点!
投げては12球団屈指のリリーフ陣が盤石な継投を見せ、今季初勝利!
昨年と違って、観戦初戦で白星をあげることができました。


4月28日(日) 対千葉ロッテマリーンズ

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Eagles 8 - 10 Marines
勝:松永 負:安樂 S:益田

GWの日曜日デーゲーム。観客動員数は28323人で球団新記録を達成。
小学生以下のキッズにショルダーバッグが配られたこともあり、チビっ子連れが多かった印象。

初回、茂木のラッキーな出塁→田中のセーフティ犠打→島内四球→ウィーラー適時打、という幸先の良い展開で先制に成功。
しかし、ここまで好投しながら相手のエース格に打線が封じられ白星がなかった安樂が、この日はピリッとしない。相手の下位打線に連続ヒットを許し、すぐさま逆転される。
打線はブラッシュの2打席連続本塁打オコエのソロ本塁打などで食らいつくも、4回までの9失点が最後まで重くのしかかり、敗戦。
この日の安樂は、ファウルで粘られ、投げるところがなくなって甘く入ったところを打たれる、という感じ。ストライク先行で投げられていたところは良かったと思うのだけど…

ちなみに完全キャッシュレス化して初めて訪れた生命パーク。
個人的にはキャッシュレスに関しては推進派。ああいった大人数が集まる環境でも電波状況等でも困ることは特になく、買い物をする時に財布を取り出さなくて良いのはメリットしか感じなかった。
年1回以下しか来ないビジターファンのために、Suicaも使えたら良いとは思った。楽天系の決済とはビール値引き等の特典で差別化すれば、年複数回来るファンは楽天系を選ぶと


4月29日(月) 対千葉ロッテマリーンズ

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Eagles 2 - 4 Marines
勝:種市 負:近藤 S:益田

平成最後の試合。
プロ初勝利を目指す両先発のマッチアップ。
近藤は初回は無失点で立ち上がるも、2回、相手捕手の田村に今季初本塁打となる3ランを献上してしまう。
昨日から、相手の打率2割前後の下位打線に打たれまくっている…。そりゃダメだ。
打線は4回に四者連続安打で2点を返し、その後も茂木、浅村中心に二桁安打を記録するも、繋がりを欠く。
結果、安打数では勝ったものの、2-4で敗戦。
これでGWホーム開催試合で3タテを喫し、チームも5連敗。

この日はファンキー加藤スペシャルライブ企画。しかしファンキー加藤イベント日は、年を跨いで5連敗だそうで…。もちろん彼が悪いとは言わないけど、ジンクスってあるよね…


5月18日(土) 対千葉ロッテマリーンズ

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Eagles 6 - 4 Marines
勝:今野 負:唐川 S:松井

今季4回目の観戦で4回目の対ロッテ戦。段々自分がイーグルスファンなのかマリーンズファンなのか分からなくなってくる。

フィールドシート1列目で観戦。
写真を撮りまくる予定が、1列目だと防護ネットの太いワイヤーが邪魔をして、なかなか良い写真を撮れず…。1列目がアドバンテージになるのは、フィールドシートよりさらに前にある、サブマリンシートにしなければ駄目だったみたい。

席選びに失敗したかなぁ、と感じつつ始まった試合は、石橋が先頭打者本塁打を含め、3回までに4失点。打線はボルシンガーを前にやる気のなさげな攻撃が続き、前半はかなりグロッキーな展開に。
しかし、これは今季のイーグルスが得意とする「前半死んだふり作戦」だった!
6回にウィーラーのソロ本塁打で反撃の狼煙をあげると、1-4の8回、藤田タイムリー、そして浅村、島内の連続本塁打で鮮やかに逆転!そのまま9回にも駄目押し点を加え、逆転勝利!

投げては石橋からリリーフして2回無失点で流れを作った今野が、プロ初勝利!
これが楽天イーグルスでは、地元生え抜き選手初の勝利投手となったとのこと。

ちなみに席の隣の人は、3人ソロ観戦の楽天ファン。
序盤はため息が多かったものの、逆転の8回から一気に打ち解けてハイタッチする仲に。ビジター応援デーだったこともあり、楽天ファンも多く、あまり敵地という感じがしない雰囲気での観戦になりました。


6月21日(金) 対横浜DeNAベイスターズ

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Eagles 2 - 3x Baystars
勝:エスコバー 負:ブセニッツ

交流戦の横浜戦は2年連続でセ球場開催。
先発辛島が先頭打者本塁打を打たれる幕開け。
辛島は最近調子が良くなかったのでどうなることかと心配していたが、その後は要所を締め、初回と5回に打たれたソロ本塁打の2失点で凌ぐ。
一方の打線は、セを代表する左腕エースの今永に押さえ込まれるも、6回に島内久しぶりの本塁打、ウィーラーのあと少しでスタンドインの適時二塁打で同点に追いつく。

しかし9回ウラ、今季ここまで安定した投球を続けていたブセニッツが四球で出した走者を、ベイスターズ大和がサヨナラで返し、ゲームセット。
現地で相手のサヨナラを見るのはとても悔しかったけど、まぁ、ブセニッツが打たれたなら仕方ない。打線が悪かったというよりも、今永が苦しみながらも流石の粘りを見せた感じ。
一番盛り上がったのは、打者辛島がファウルで10球粘ったところかなw


6月22日(土) 対横浜DeNAベイスターズ

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Eagles 11 - 9 Baystars
勝:青山 負:三嶋 S:松井

朝から雨が降り続いたものの、15分遅れた試合開始の頃にちょうど上がる。
そんな試合は、初回からザ・馬鹿試合
両投手四球連発で、イーグルスが6点先制した直後、ベイスターズが7点を返し、1回の表裏だけで60分以上が経過する展開。De大貫は1死も取れず、E古川は1死しか取れずに降板。
こういう馬鹿試合は現地で見ると逆に面白くて「ウヒョ〜!」とテンション上がってくる。さすがに1時間超はくたびれたけど…

その後は緊急登板の戸村が粘るも、4回に2点を許し、3点ビハウンドの展開。
しかしそのウラ、代打で登場した地元横浜出身の渡邊が適時打ですぐさま1点差に。
そしてラッキーセブンの7回、この日、試合を落ち着かせる意図もあってか2回から途中出場の捕手山下の打球は、平凡な左飛にも見えたが、ボールは風に乗ってイーグルスファンの待つレフトスタンドへ!
内野席から見ていても、ボールの軌道の途中で「あれ?」と思ったら、そのままスタンドに入ったものだから驚いた。

馬鹿試合な幕開けながら、中盤以降は締まった展開。
この日のヒーローはもちろん逆転本塁打、投手をリード、盗塁も刺した山下だが、両軍で差が出たのはやはりリリーフ陣
相手打線は3番手森原以降からはヒットが出ず。
一方、相手リリーフは2回時点で3人目の継投に移っていたため、終盤は延長のことも考えるとベンチ投手の枚数が足りず、三嶋が3イニング47球を投じる結果に。逆転を許した後もの回もマウンドに上がらざるを得なかった三嶋は、8回にも駄目押しの追加点を許してしまった。
負けていたらえらいことだったが、前日の悔しさを払拭する勝ち試合を見られてよかった。勝ちゃええんや!

最後に、この日3奪三振で24セーブ目を上げた松井君の試合後コメントが素晴らしかったので引用します。

「森原さんは連投で青(山)さんも3連投明け。ブセ(ニッツ)も昨日(サヨナラ負け)のリベンジをした。みんながつないだものを受け取って勝てた。(古川)侑利だって、次頑張ってくれるはず。助け合いなんで」
(日刊スポーツ 2019年6月22日)

→ 後日記:なおこれが楽天古川を見る最後の機会となった模様(◞‸◟)


7月27日(土) 対千葉ロッテマリーンズ

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Eagles 7 - 9 Marines
勝:唐川 負:森原 S:益田

今季5試合目のロッテ戦観戦。
これまでも何度か来たマリンスタジアムだが、この日は初めてのナイター。
とは言え、17時開始なので、中盤までは三塁側の席&ベンチは西日がエグかった。18時過ぎくらいにようやく対向側のスタンドに日が隠れた。

台風が通り過ぎた影響で10メートルの逆風がレフト側から吹いていたため、両軍共に本塁打性の打球が押し戻されるも、投手のコントロールにも影響したのか、試合は点の取り合いに。
シーソーゲームが続き、1点をリードされた8回表、ロッテ唐川から、浅村が逆転2ラン!5月の試合の再現を見ているかのような展開にイーグルスファンのボルテージは一気に上昇!
…しかし、その裏、ここまで無類の安定感を発揮していた森原が代打清田に同点適時打を許すと、続いて来日2試合目のマーティンに勝ち越し2ランを被弾。惜しくも敗戦。

森原が打たれたのなら仕方ないが、やはり痛かったのが、全てが失点に繋がったウィーラーの3失策。
8回の先頭も、下水流の失策気味の守備から出塁だった。
守備軽視の布陣で臨んだものの、守備からの敗戦。負けに不思議の負け無し。
負け試合の後、幕張から長距離帰宅するのはしんどかった…


8月11日(日) 対オリックスバファローズ

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Eagles 8 - 2 Buffaloes
勝:石橋 負:比嘉

お盆の帰省観戦。
先発は2ヶ月近く白星に恵まれていない石橋。
イーグルスは4回、この日4番に起用されたウィーラーの内野安打で先制。さらに得点圏打率が驚異の5割超えの渡邊佳明の適時打で追加点を上げる。
なんと石橋は先発転向後、登板試合で味方が先制してくれるのは初めてだったとか…援護のなさよ…
6回、石橋の投じたスライダーがど真ん中に入り、ロメロのツーランで同点に追いつかれてしまう。
しかしその裏、またも渡邊佳明が適時打で勝ち越すと、その後、走者を溜め、トドメは茂木の満塁本塁打
いやぁ、昨年のサヨナラ本塁打に引き続き、またも夏休みに茂木の劇的な一発を見られた。
さらに8回には、巨人からトレード移籍してきた和田恋のプロ初本塁打が飛び出し、快勝!
久しぶりに安心して見られる点差のゲームを観戦したような気がする。


8月12日(月) 対オリックスバファローズ

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Eagles 3x - 2 Buffaloes
勝:ハーマン 負:ディクソン

お盆観戦2日目。
この日の先発は、約1ヶ月ぶりの復帰登板となる岸。
二軍での調整登板で打ち込まれていたので心配していたが、ストライクゾーンの隅をつくコントロールで三振を量産。ピンチを背負った2回も最少失点で抑え、6回1失点9奪三振と圧巻の投球を披露する。
打線は5回、相手先発K-鈴木に四球が続いたところで2点を奪い、逆転に成功。
しかしその後はチャンスを潰し、なかなか追加点を取れずにいると、8回に森原が吉田正尚に適時打を許し、同点。試合は延長戦へ。
ハーマンが好リリーフで10回表を抑え、そのウラ。
相手投手はシーズン途中からクローザー起用されているディクソン。
ウィーラー、銀次があっさり打ち取られて2死となるも、続く田中和基が四球を選び1塁へ。
ここで打者は勝負強いルーキー渡邊佳明。田中の盗塁でなんとか得点圏に…と思っていたところ、渡邊の打った打球はライト線へ!ギリギリのフェア、そして一塁走者の田中が三塁を回って激走!サヨナラ!!
長打を狙っていたというルーキー離れした打撃と、俊足田中の好走塁で延長戦を制した!
現地からすると、「フェア!?ファウル!?え!入ってる!!田中は!?三塁回ってる!!バックホームでタッチは!?セーフ!?セーフ!!サヨナラ!!サヨナラじゃあああ!!」とかなり大忙しw
走者が出た時点で信じて白風船を膨らませていた甲斐があった…!いや、実は半信半疑で、先端の膨らみの部分くらいまでしか膨らませてなかったんだけど。


8月13日(火) 対福岡ソフトバンクホークス

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Eagles 0 - 3 Hawks
勝:高橋礼 負:弓削 S:森

お盆観戦3連戦の締めはカード変わってソフバン戦。
前2試合の良い流れに乗っていきたかったが…蓋を開ければゲッツー祭り。
無死満塁から併殺王ウィーラーが、投ゴロで1-2-3ゲッツーを完成させたのは笑うしかない。いつも通りの二ゴロなら、同じゲッツーでも1点は入ったのに。
その後も打線はゲッツーを積み重ね、挙げ句の果てには浅村まで浅ゲをする始末。今季最多タイの4併殺で完封に終わった。

投げては先発はルーキー弓削。
プロ初勝利を完封で飾り、西武戦も7回無失点と好投したが、立ち上がりに四球を与えるなど、攻め込まれる。
しかし終わってみれば、内野ゴロとバッテリーエラーでの2失点だったので、やはり初見殺しの良い投手であることに変わりはない。今後に期待!


9月11日(水) 対北海道日本ハムファイターズ

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Eagles 3 - 1 Fighters
勝:ブセニッツ 負:秋吉 S:松井

日本ハム主催の東京ドーム開催試合。レギュラーシーズンは今季最終観戦の予定。
先発則本は、走者を出しながら粘りのピッチング。
その則本を、ブラッシュがバックスクリーンに運ぶ豪快なソロ本塁打で援護する。
しかし6回裏、走者西川を牽制で上手く誘い出し、挟んでアウトにしたかと思いきや、三塁審がボークの判定。
挟殺プレーに入っても試合を止めずにいた主審が判定を変えてボーク進塁とすると、平石監督が抗議に出る場面も。結局、無視二塁となった後に適時打を許し、同点とされてしまう。しかし則本は気持ちを切らさず、この回後続を断つ。

試合は9回、四死球で一死満塁としたところで、今年の満塁男銀次が初球をとらえて勝ち越し
そのウラ、松井は最後の打者大田に大飛球を許すも、これをセンター辰己がスーパーキャッチ!!
見ていて(アカン)と思ったが、守備固めで出場していた辰己の、チームに勝ちをもたらすワンプレー。場内からは惜しみない辰己コールが送られていた。

というわけで、今季最後の現地を勝利で飾れてよかったよかった。


観戦ベストゲーム

以上、今季観戦戦績はを6勝5敗の勝ち越し1でした。
3勝7敗だった昨年と比べると、チームの好調さが伺えます!

そんな現地観戦試合の中で、どれがベストゲームだったか、と考えてみると……
悩むものの、ここはあえて、6月22日の対ベイスターズ戦を選びたいと思います。

勝ち試合も鮮やかな逆転勝ちや満塁本塁打、サヨナラ勝ち等、インパクトのある好ゲームを多く観戦することができたのですが、最も印象に残っているのがあの日の馬鹿試合。
初回6点を取り、「いやぁ、でも6点取ったってことは6点取られることもあり得るからw」とか軽口を叩いていたら、即座に7点取られるという幕開け…
そこからの山下の逆転本塁打や、リリーフ陣の奮起、走者を出してヒヤヒヤ劇場ながらまっちゃんがゲームクローズ、と、見どころ満載の試合でした。奇しくも古川のイーグルスラスト登板にもなってしまいましたし。

後々、良くも悪くも「あのゲームを現地で見たんだ」と自慢できる試合ということで、「私的マッチ・オブ・ザ・イヤー」としたいと思います!


来季に向けて

さて、クライマックスシリーズでの敗戦が決まった直後、嶋退団という非常にショッキングな報が飛び込んできました…
「今年の成績なら仕方ない」「出場機会を求める嶋の好きにさせたら良い」という意見もごもっともとは思いますが、僕個人の思いを言わせてもらえば、球団は本当に信じがたい、愚かな選択をした思います。
3日間、嶋の去就について考えを巡らせ、僕なりの意見はまとまったのですが、それを書くとハリー・ポッターと賢者の石くらいの長さになってしまうので、ここでは割愛したいと思います…。ただ一言、本当に歯痒いです。

さらに、平石監督が退任し、二軍監督の三木氏が監督に就任するという報道も。
この成績の平石を下ろすのは理解に苦しみますが、球団にポストを用意するという話もあるので、場合によってはギリギリ理解できる結果にはなるのかも…くらいの気持ちで、現在は静観しようと思っています。情報も不確実ですし。

そんなこんなで、退団・補強を経て、チームは大きく姿を変えようとしている気配が感じられます。
その結果が吉と出るか凶と出るか。個人的に「試合中の采配批判は結果論」という立場を取っているのですが、チーム編成に関しては確実に結果論ではなく語ることが可能と思っているので、来年の今頃、自分が「2020年観戦記」の記事でどんなことを書いているか、期待半分、怖さ半分で、来季のイーグルスを見守りたいと思います。