ほうかいのじゅもん

写真を中心に、その他趣味のことなど、気ままに綴るブログです。

紅葉の山寺


前の日曜日、紅葉狩りにお隣の山形県山寺まで行ってきました。





芭蕉「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の句を読んだ地として有名な山寺。
山形県と言うことで、僕の住んでいる宮城県と県境は挟むもののお隣同士。
特にここ、山寺には仙山線を使って仙台駅から1時間くらいで行くことが出来るんですよね。

駅を下りて5分ほど歩けばに立石寺登山口。アクセス抜群というわけです。
ちなみに上の写真はほぼ頂上の五大堂から撮った写真。赤い矢印が山寺駅です。
こうしてみるとかなり登るように見えますが、登山口からここまで僕の足でゆっくり歩いて30〜40分ほどでしたかね。登山と言っても、お寺の道なので石段を登っていくことになります。その段数、1050段だとか。







この日は良いお天気だったこともあり、観光客で賑わっていました。
チビっ子連れも大勢いましたが、石段登りはチビっ子の方が余裕綽々でしたね。
僕も「これぐらい余裕やろ〜w」と高を括っていたのですが、下りが思いの外足に来て、登山口に戻ってきたときにはガクガクになっていました…ショック……






ちなみに石段はかつてお寺の修行に使われていたとかで、途中にはこんな巨石も。
これは弥陀洞というもので、長い歳月で風化し、削り取られた岩肌が阿弥陀如来のように見えるもの……だとか(ググった)
……天井の染みが人の顔に見える、みたいなもんですかね?(違う
個人的には岩にこうもキレイに文字?が彫られているのが凄いと思いました。






作並の方は紅葉でとても有名ですが、山寺まで来ると全ての木が赤や黄に染まるわけではないようです。
とは言え、この日は天気にも恵まれ紅葉も見頃。頑張って石段を登った甲斐もあり、良い景色を眺めることができました。
遠くを見ると若干空気が霞んでいたのが惜しい!Lightroomの霞み除去使いたい!(これでもコントラストとかシャープとかで誤魔化したのですが……)
ちなみにこれは納経堂という小さなお堂です。




というわけで山寺、気軽に来られるところながら、風情ある写真を撮ることができました。
皆さんも芭蕉の足跡を辿ってみてはいかがでしょうか。(まとめ)




撮影地:山寺
Nikon D610 /
AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED
AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G