ほうかいのじゅもん

写真を中心に、その他趣味のことなど、気ままに綴るブログです。

GoogleReader告別式会場


多くのユーザーに長らく愛用されてきたRSSリーダーGoogleReader」が本日をもってサービス終了します。南無南無……


このショッキングな通知が世界中を駆け巡ったのは今年3月。
おそらくRSSリーダーとしてはトップクラスの愛用者の多さ故、どうしてこのタイミングで……、という多くの声の中で、その姿を消そうとしています。
そのUIのシンプルさや動作の軽さ、他端末でも使えるクラウド性が気に入り、俺も長らく使ってきたので、お別れは悲しいです。
サービスを多様に展開する姿勢から、少数に集中して手を入れる、という方針に転換するそうなのですが……。だったら誰も使ってないGoogle+とかいうのを消せばいいじゃん……
GoogleリーダーAndroidアプリについに日本語版が登場しなかったことから考えても、もともとこのサービスは消滅させる運びだったのかもしれません。(-人-)ナンマイダブナンマイダブ...

とは言ったものの、終わってしまうものは仕方ありません。
この終了が発表されて以来、多くのユーザーが代替となるサービスを探し回りました。
もちろん俺もその一人でした。100を超えるRSSフィードを登録している者として、使い勝手が良いRSSリーダーなしにブラウジング生活は考えられません。
しかし、探してみるとなかなかGoogleリーダーを超えるものがないこともまた事実。

そんな中で、「ポストGoogleリーダー」として一番先に名乗りを上げたのはFeedlyというサービスです。
なんでもGoogleリーダー終了の発表直後から50万のユーザーを獲得したという話もあります。
使ってみると確かにGoogleリーダーに近い感覚で運用することが出来そうです。
また、現行のGoogleリーダーの登録情報を引き継ぐこともできます。
登録フィードの記事一覧から、直接Twitterに投稿ボタンを出せたりという細かな機能も魅力的です。

しかし若干気になるのが、少し派手気味なUI。
Googleリーダーのシンプルさが好みだった俺のようなユーザーには若干鬱陶しく感じる部分もあります。

そこで使ってみたいのが、FeedlyのUIをGoogleリーダーのようなものにする、というアドイン。その名も「Readly」
自分の使っているFirefoxの場合の利用法を簡単にご紹介します。

(1) Greasemonkeyをインストールする。
こちらにアクセスし、「Firefoxに追加」をクリックしてインストールします。
その後、画面表示に従ってFirefoxを一度再起動します。

(2) Readlyをインストールする。
(1)を実行した後、こちらの右上にある「Install」をクリックしてインストールします。
インストールが完了した後、Feedlyにアクセスすれば、UIが変わっているはずです。

以上がFirefox向けの方法ですが、ReadlyはGoogleChromeでも利用できるようです。
その場合はGreasemonkeyの代わりに「Tampermonkey」というアドインを導入するようです。(自分はChromeを入れていないため詳細は分かりません)

(参考サイト:Feedly UIをGoogleリーダー化 : IT備忘録


次に気になるのが、携帯端末での利用。
Googleリーダーの頃は、Google純正のアプリが非常に使い勝手が良かったため、自分のandroid端末でもそれを使っていました。
しかしFeedlyの純正アプリは、妙に装飾過多であり、自分の2年前のシングルコア端末ではかなりもっさりしてしまう上に使い勝手もあまりよくありませんでした。
そこでインストールしてみたのがFeedMeというアプリ。
こちらは動作も軽くUIもシンプルで、以前のGoogleリーダーアプリに近い使用感が得られました。
日本語に対応しているのも◎なポイントです。


(こちらがスクリーンショット

Wi-FI接続でないときに同期に若干時間がかかるのと、カテゴリ内で既読記事も表示する設定がない(?)のが難点ですが、その他は今のところ不都合なく使えています。


他のサービスを利用すると、「Googleリーダーならもっと良かったのになぁ……」という点が散見されてしまい、本当に残念でなりません。
こういうことがあると、(今のところは当面あり得ないことでしょうが、)将来的にGmailがサービス終了することなんかになったら、世界中がどれほどの阿鼻叫喚に包まれることになるのか……、と想像してしまいますね。


Googleリーダーよ、俺達の心の中で永遠に生き続けてくれ!黙祷!
そして出来れば考え直して復活させてくださいGoogleさん。