ほうかいのじゅもん

写真を中心に、その他趣味のことなど、気ままに綴るブログです。

XY新情報と予想

先日、ニンテンドーダイレクトにてポケモンXYの新情報・発売日が発表されました。
10月12日(土)に発売。ちょうどあと4ヶ月ほどですね。楽しみです!

さて、公式サイトでも情報が公開されましたが、これまでのゲームシステムを覆す新仕様がいくつか明らかになりましたね。
今回は、注目すべき情報に関する感想と、第六世代で個人的に期待する予想(妄想)を書き連ねてみたいと思います。

◎新仕様その1「フェアリータイプ追加」

やはり一番の目玉はこれでしょう。
第二世代で鋼・悪が登場して以降、追加されることがなかったタイプに新しく「フェアリー」が加わります。
海外の情報筋(?)でリークされてはいたものの、ほとんどの人が半信半疑でしたが、まさか本当だったとは。やはり世界同時発売にすると、海外筋で情報を漏らす人が表れてしまうのはどうしようもないことなのでしょうか……

ともあれ、新タイプ「フェアリー」は、ドラゴンタイプに抜群を取れるとのこと。
他のタイプ相性は、様々な「噂」はあるものの、公式発表はまだありません。
既存ポケモンにも、サーナイトマリル等、フェアリーが追加されるポケモンもいるようです。
既存の複合タイプがフェアリーにタイプ変更されることはまずないでしょう。単タイプポケモンでフェアリーが追加されそうなポケモンはいくつかいますが、巷で少し話題を呼んでいるコイツなんかは楽しみなところですね。

特性威嚇で、仮にフェアリーがドラゴン耐性もあるのであれば、優秀な物理竜キラーになりそうです。
グランブルは何しろ図鑑種族が「ようせいポケモン」ですから、フェアリー追加は期待できそうです。


◎新仕様その2「個体値システム変更?」

これは公式で明言されたわけではありませんが、新タイプ追加に伴って当然話題になったのは「めざパどうすんの?」ということです。
現在のめざパのタイプは個体値依存で、これにフェアリーが増えるとなると、計算式が変わり、第五世代までのめざパタイプが六世代で変わる可能性が出てきました。
ここで俺が予想したいのが、「個体値システムの根本的な変更」です。
その根拠としたいのがE3での石原氏、増田氏のコメントで、この中で増田氏は、

Q : ポケモンには個体値努力値などがあり、対戦で使いたいポケモンを使うのが難しい。ポケモンを育てやすくする方法は?
増田氏 : それらは隠れたステータスだが、今回はもう少し育てやすく、わかりやすく、バトルに参加しやすくできるようにしている。

という発言をしています。

近頃のガチ対戦環境では「乱数調整」で理想的な個体値を出すことが可能になっており、そもそも「個体値」の意義が薄くなっています。
開発サイドも乱数調整ができるか否かで対戦環境に差が出来るのは好ましく思っていないらしく、現在の最新作である「B2・W2」では乱数調整がしづらい仕様に変更されている他、変わらずの石の遺伝率100%化、パワー系アイテムでの個体値V100%遺伝など、いわゆる「孵化厳選」でも理想に近い個体値を出すことが比較的容易にできるようになりました。

そこで俺が予想するのは、新作XYでは、個体値が現在の32段階から16段階、あるいは8段階程度まで減らされるのではないか、ということです。
32段階ある中で自然6Vを狙うのは天文学的確率ですが、8段階程度であれば現存するパワー系アイテム遺伝なども含めて4V、5Vを狙うことも出来るようになると思います。
現に、第二世代(金銀)までの個体値は「16段階×4つ」という仕様でした。

思い切って「個体値廃止」もあり得るかもしれませんが、それは流石にポケモンごとの個性がなくなって面白くない気がします。同種族同レベルの野生ポケモンは全て同じステータスになってしまいますし。

なお、上の記事の引用では努力値に関しても「わかりやすく」することが言及されていますが、これはジャッジさんやB2W2でのベルちゃんへの電話のようなシステムがより強化されるという意味かな、と考えています。


◎新仕様その3「ポケモン名、技名の文字数制限が増加」

技名に関しては以前「パラボラチャージ」という8文字技が出ることから、現在までの「7文字制限」が撤廃されることが明らかになっていました。
しかし、今回発表された新ポケモン「ファイアロー」の登場で、これまで初代から貫いてきた「ポケモン名5文字制限」が撤廃されることになりました。これは今日のポケスマでも言及があったようですね。
これにより、今まで涙を飲んでつけられなかった6文字ニックネームが可能になりそうです。

ニックネームと言えば、今作ではひとつのソフトで他言語が選べるそうで、わざわざ海外版を買う必要がなくなりそうですね。
公式サイドでも、年齢層が上のプレイヤーの中では「海外のニックネームを付ける」のが流行っていることは承知していたということでしょう。

……この6文字名前の登場、個人的には結構な衝撃で、NNの自由度が増えるのは嬉しい反面、初代からの伝統である5文字がここで変わるのは少し寂しいような気もしてしまいます。



さて、他にも様々な情報が明らかになりましたが、注目したいのはこのくらい。
以下では、主に対戦面の仕様について、個人的に期待したいことを書いてみます。
これはあくまで予想(というよりも妄想)ですので、まずはそのことをよくご理解ください。



◎期待その1「しんかのきせきの廃止、あるいは弱体化」

これはもう本当に切実に願いたい……
現在の対戦環境を狂わせている一因とも言えるアホアイテムだと思っています。
また、これがあるせいで既存ポケモンの新進化(第四世代でのブーバーン等)が大幅に制限されてしまっていることもあるはずです。
第五世代で、ケンタロスバッフロンが進化系であってもおかしくなかったはずなのに、輝石ケンタロスを生み出さないために別種族にしたのではないか、と疑ってしまいます。

俺の願いとしては、五世代と六世代では少なくともアイテム互換性は切れると思うので、思い切って「しんかのきせき」を消滅させて欲しいところです。第二世代で消えた「はかいのいでんし」のように……
そうでなくとも、現在の「BD1.5倍」から「BD1.3倍」くらいに弱体化させても良いのでは?



◎期待その2「身代わりの(相対的な)弱体化」

現在いわゆる「害悪戦法」と呼ばれる「無限グライオン」「無限トドゼルガ」「みがちいシャンデラ」「レパルガッサのTOD」などは、ほとんどが「みがわり」という技に端を発しています。
「みがわり」は初代からある面白い技ではありますが、新しい仕様や技(ポイヒ、悪戯心など)が追加されるに従って、その効果が当初の想定を超えてしまっていることも事実です。
そこで、第六世代では仕様変更でみがわりの効果が弱体化するか、あるいは連続技の汎用化や「挑発」の必中化などで、少しでも「害悪戦法」を減らしてほしいものです。

現在のルール上ではたとえ「害悪」であってもこれらも立派な戦法なので文句を言わずきちんと対策していくしかありませんが、新仕様で「害悪」が少しでも一掃されるのであればそれに越したことはないはず。
第五世代でも「催眠術」の命中ダウンなどの「害悪」対策の仕様変更があったので期待したいところです。



◎期待その3「晴れの(相対的な)強化」

第四世代までは雨の天下と言われ、第五世代で晴れが強化されるか!?と思いきや、まさかの「暴風」の追加やニョロトノの「雨降らし」取得で雨がますます強化されたという謎仕様変更があったため、第六世代でこそ、晴れの強化があってほしいと思います。
多くの晴れ使いから期待されるのは、やはり「葉緑素」持ちの炎タイプの登場や、「ソーラービーム」以外の晴れで強化される技の登場でしょう。
特に「ソーラービーム」は撃つタイミングで天候を変えられると溜めが発生した上に威力半分とか酷すぎます……。「雷」は天候が変わっても7割では当たる上、3割麻痺も変わらずにあるというのに……。
イメージ的に「フェアリー・草」は間違いなく出そうですし、そいつが葉緑素持ちだったりすると面白くなるのではないでしょうか?



……長々と語ってしまいましたが、何を言いたいかと言うと「XY」楽しみ!!!11ということです。
これからも毎月新情報が明らかになっていくところと思いますので、心待ちにしたいところですね。