ほうかいのじゅもん

写真を中心に、その他趣味のことなど、気ままに綴るブログです。

仙台大観音


ブログに写真を載せるのは一ヶ月以上ぶりになってしまいますが、今日は仙台市の住宅地に佇む巨人、仙台大観音の近くまで行ってきました。

仙台大観音は1993年に建てられた、高さ100メートルの巨大な観音像です。
そのインパクトありすぎな白衣の姿とは裏腹に、建造に関して悪名高き噂を聞いたりもしますが、自宅からもあまりにはっきりと見えるものだから一度行ってみたいと思うのは人の性。
というわけで、春休みも残り少なくなった今日、天気の良さにも後押しされて訪れてみました。


(約6キロ離れた自宅からもこの通り。)



お昼過ぎ頃に到着し、晴天の土曜日とは思えない閑散ぶりに驚きながらも観音像周辺の散策。


周囲には、一見西洋風にも見える像もありました。
これは何なのでしょうか。


さて、この仙台大観音、ただデカイだけではなく、足下にある入り口から中に入ることが出来るのです。
公式サイトには、次のような文言が。

観音様のご参拝は無料です。
但し、ご参拝なさる皆様にはお札(守護札)を受けて頂いております。
(お一人様 500円)(高校生以上)

なるほど。胡散臭い。
……ゲフンゲフン、きちんと500円を払い、観音様の中へ。
内部2階には十二神将像、三十三観音像と呼ばれる仏像が並べられており、それらを拝みながら歩くと、12層まで続くエレベーターに辿り着きます。
内部の写真撮影も可とのことでしたが、仏像をパシャパシャ撮るのもどうかなと思い、あまりシャッターは切っていません。


12層には階段で上ることも可能で、途中にはこのように1層につき10体弱の仏像が置かれています。全部で百八体だそうで、言わずと知れた人の煩悩の数だそうです。
ちなみに俺は、一度12層までエレベーターで登って、帰りは階段で仏像を見ながら下りてきたのですが、正直疲れました。あと階段寒い。
この疲労が日頃の運動不足からくる煩悩だったのでしょうかね!?


最上階の第12層には、怪しい御神殿がある他、壁面に小さな窓が取り付けてあり、外の景色を眺めることができます。
上の写真は観音様目線で見た泉ヶ岳とゴルフ場です。
残念ながら展望窓は非常に小さく、さらに窓ガラスに黒い線が入っているため、ほとんどこのアングルの写真しか許されません。
もっと展望台的なものを想像していたので、少し肩透かしを食ってしまいました。


というわけで、幼少の頃より自宅から眺めていた大観音像の内部に潜入したのでした。
なんだか今回は写真の紹介というよりも、ちょっとしたルポルタージュみたいになってしまいましたね。

最後に、外側から撮影した観音様の写真を少しだけ貼りたいと思います。
ちなみに今回は、最近買ったC-PLフィルターを装着して撮影してみました。(4枚目を除く)
HAKUBA 37mm PLフィルター サーキュラーPL 色彩強調・反射光抑制 小口径用 日本製 CF-CPL37D
結局現像のときに色を足すなら変わらないじゃん!と言われればそれまでなのですが、下の2枚なんかはフィルターの効果が特に発揮されているのではないかと思います。
観音様の立ち位置と撮影時間的に逆光気味になってしまい、効果が薄れてしまうようなアングルが多かったのは少々残念なところです。
今後はフィルターの除光効果なども上手く使えるように腕を磨きたいと思います!


(ノ=゚ω゚)ぃょぅ


飛行雲と観音像。


撮影地:仙台大観音
OLYMPUS PEN lite (E-PL3) / M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II R