ほうかいのじゅもん

写真を中心に、その他趣味のことなど、気ままに綴るブログです。

スカーフマンムー入り対面構築風パーティー

技1 技2 技3 技4 持ち物 特性
逆鱗
神速
馬鹿力
寝言
拘り鉢巻
マルチスケイル
タネマシンガン
マッハパンチ
ストーンエッジ
茸の胞子
気合いの襷
テクニシャン
バレットパンチ
蜻蛉帰り
剣の舞
羽休め
オッカの実
テクニシャン
氷柱針
地震
氷の礫
馬鹿力
拘りスカーフ
厚い脂肪
滝登り
逆鱗
挑発
竜の舞
食べ残し
威嚇
10万ボルト
目覚めるパワー(氷)
気合い玉
悪巧み
オボンの実
蓄電

主にシングルレーティングのシーズン7で使用していたパーティーです。
最高レートは1720くらい(忘れた)、シーズン7最終レートは1680でシングル601位でした。どうせなら1700に乗せて終われば良かったのですが、シーズン終了期はクリスマスカップに熱中してすっかり忘れていました;;
配分もほとんど余所様からお借りしてきたものですし、あまりオリジナリティがあるとは言えないかもしれませんが、パターンが決まれば回しやすいパーティーだと思うので、ひとつの記録としてひと区切りついた年末に紹介します。

パーティーの始めの着想は、以前紹介した「壁ロトム軸スタンダードパ」をBW2仕様に模様替えして再利用できないか、というところでした。
そのため多数のメンツがかぶっていますが、カイリューハッサムが積み要員から、それぞれ、鉢巻ゴリ推し要員・受け要員に役割チェンジしています。

もともとはロトムで壁を張って、霊獣ボルトが悪巧みする〜という勝ち筋を考えていたのですが、それよりも高火力で押し切られてしまうことが多い、壁を張る間に相手に積まれたり補助技を入れられたりと隙を見せてしまうなどの弊害が多くありました。
またそのパターンが決まる際はボルトロスのタイプ相性+オボンの耐久だけで悪巧みが積めてしまい、壁を張る必要がないのではないか、という結論に至りました。
その結果、テーマであった壁張り水ロトムが抜けるという悲しい展開になってしまいましたが、これはこれでバランスの取れた構築になったのではないかと思います。

オッカハッサムを採用したのは、相手のめざ炎ラティオスユキノオーが重かったため、ギャラドスを採用したのは相手の格闘(特にローブシン)が重かったためです。
この構築を使い始めてから少しして、鉄の拳ローブシンが解禁されてしまい、受けきることが一層困難になってしまったため、現環境トップメタのローブシンに薄いという少々時代遅れ感のあるパーティーではあります。特に壁ローブ構築に非常に弱いです。
現環境であまりカイリューが暴れられないため、カイリュークレセリアなどに変えると良いのかもしれませんが、ひとまず自分の中でこれに落ち着いた、というメンバーを紹介しました。

それでは、以下個別解説です。



カイリュー マルチスケイル こだわりハチマキ
ようき 167-186-115-x-120-145
努力値:A252 S252 H4
げきりんしんそく、ばかぢから、ねごと

主に最後のお掃除役がメインになる陽気鉢巻カイリュー
相手のバンギラスや鋼枠を他ポケモンで駆逐してから暴れてもらいます。
4つ目の技に寝言を採用することで、相手のキノガッサの胞子や、カバルドン他の欠伸ループの中でも攻撃に繋げることができます。
逆鱗、神速の他のウエポンとしては炎のパンチなども候補にあがると思いますが、バンギラスを突破できる馬鹿力を採用しました。
ただ、やはりドラゴンへのメタはいつの時代も重く、あまり選出ができなかったため、ほとんど見せポケ化してしまったのは悔やまれるところです。


キノガッサ テクニシャン きあいのタスキ
いじっぱり 135-200-100-x-81-122
努力値:A252 S252 D4
タネマシンガン、マッハパンチストーンエッジ、キノコのほうし

テクニシャンキノガッサ。最近はあまりポイヒを見なくなりましたね。
最速にしても結局マンムーを抜くことが出来ないため、火力を重視して意地っ張りとしました。
持ち物は気合いの襷にし、強引に胞子を撒いてから立ち回れます。こちらの6体を見ると、やはりマンムーが襷枠に見えてしまうためか、この子の襷は警戒されにくかった印象です。
サブウエポンは命中不安定ながらストーンエッジを採用。相手のウルガモスが飛んでくるのを読んでキメられると美味しいです。そういうときに限って外れるんですけど(



ハッサム テクニシャン オッカのみ
なまいき 175-150-127-x-140-63
努力値:H236 B52 D220
バレットパンチ、とんぼがえり、つるぎのまい、はねやすめ

古き良き最遅オッカハッサム。配分はこれがテンプレだと思います。
なぜ最遅にしてあるかと言うと、この個体がボックスに眠っていたからであまり意味はありません;
昔はカバルドンの欠伸ループを後攻蜻蛉で抜ける、ハッサムミラーで後攻の蜻蛉を撃てるようにする、などの意味がありましたが、最近ではあまり活用の機会がありませんね。
しかし、鋼虫のタイプの強さは健在でした。最近はオッカが少なくなったためか、相手が油断して撃ってきた不一致めざ炎を耐えてから〜という立ち回りをする機会も多かったです。



マンムー あついしぼう こだわりスカーフ
ようき 191-175-111-x-81-135
努力値:H44 A196 B84 D4 S180
つららばり、じしん、こおりのつぶて、ばかぢから

配分はトルン息しトルン?様を参考にさせて頂きました。
とにかく意表が突ける()のスカーフマンムー
やはりマンムーと言えば襷のイメージが大きいためか、スカーフの警戒はあまりされませんでした。
拘ってはいますが、最後の削りとして先制技が欲しい場面が多かったため、氷の礫も採用してあります。
後続の機転にされないように立ち回るのが最も意識しなければならないポイントです。



ギャラドス いかく たべのこし
いじっぱり 191-172-102-x-121-130
努力値:H164 A92 B20 D4 S228
たきのぼりげきりん、ちょうはつ、りゅうのまい

ウルガモスがめちゃめちゃ重かったため採用したギャラドス
他の方のブログにはもっと耐久に寄った配分も多く見られたのですが、このくらいAのラインは欲しいと思い、耐久は最低限の確保で済ませました。
もともとはこいつでローブシンも見たいと思っていたのですが、雷パンチの習得や、珠力尽く・鉄の拳の解禁でそれには少し荷が重くなってしまいましたね。
相手の交代の隙で竜の舞が積めれば全抜きも狙えます。
持ち物はもともとラムの実を持たせていたのですが、交代で後出ししたときなどに受けるダメージを回復できないのは思ったよりも辛かったので残飯としました。
どうでもいいですが、こういうポケモンはダイブボールに入れたくなりますね〜。今度自然保護区に行けるようになったら挑戦してみます。



ボルトロス(霊獣) ちくでん オボンのみ
おくびょう 167-x-96-178-101-168
努力値:H100 B48 C100 D4 S252 余り4
10まんボルト、めざめるパワー(氷)、きあいだま、わるだくみ

  • 無積み10万ボルトでH172-D134エアームドを確定2発
  • 悪巧み1積み10万ボルトでH227-D170クレセリアを高乱数2発
  • 悪巧み1積み気合い玉でH357-D157奇跡ラッキーを確定3発
  • A200ガブリアスの逆鱗を最高乱数以外耐え

配分はオリーブの日記症候群様を参考にさせて頂きました。
主に受けループを見る枠の霊獣ボルトロス。せっかく3DSを買ったので使ってみたかったというのもあります(
主に他の物理ポケモンが倒せない相手を処理してもらうのが役目ですが、オボンを盾にして悪巧みを積めば全抜きコースも見えます。
ご覧頂ければ分かる通り、こいつ以外は全員物理アタッカーとなっており、こいつがいないとエアームドで完全に詰んでしまいます。そこも構築の欠陥であると思いますが、そんなときはオッサンに頑張ってもらいました。



■ 選出例

(1) マンムーキノガッサ、霊獣ボルトロス
基本選出。初手でマンムーを投げ、油断している相手のラティオスやサンダー、キノガッサあたりにスカーフ氷柱針を打ち込む。水タイプと対面した場合は後続に交代。
対トノグドラといった雨パに対しては、キノガッサを先発にして同様の選出にすることで安定した勝率を得た。キノガッサの襷を大切に使い、相手のキングドラから一発食らっても胞子を打ち込んでストップさせることが勝ち筋。

(2) ハッサムマンムーギャラドス
相手にウルガモスシャンデラと言った、キノガッサ対策が目立つ炎ポケモンがいる場合はギャラドスを選出。ハッサムの蜻蛉帰りで有利な対面に持ち込む。初手で炎ポケモンと対面した場合は、オッカに頼りすぎずにすぐさまギャラドスに引くことが必要。

(3) マンムーカイリュー、霊獣ボルトロス
相手の鋼枠が薄いなど、カイリューが暴れられそうなときはこの選出。
また、催眠対策枠が寝言カイリューなので、相手のキノガッサの処理に手こずりそうな場合もカイリューを選出する必要がある。