ほうかいのじゅもん

写真を中心に、その他趣味のことなど、気ままに綴るブログです。

クリスマスカップ使用パーティー

技1 技2 技3 技4 持ち物 特性
サイコブレイク
シャドーボール
波動弾
守る
エスパージュエル
プレッシャー
聖なる炎
ブレイブバード
追い風
守る
炎のジュエル
再生力
地震
岩雪崩
アームハンマー
守る
地面のジュエル
日照り
流星群
波動弾
トリックルーム
守る
食べ残し
テレパシー
クロスサンダー
流星群
封印
守る
ハバンの実
テラボルテージ
けたぐり
挑発
ワイドガード
猫騙
気合いの襷
精神力

2012年12月21日〜12月24日に開催されたクリスマスカップの使用パーティーです。
使用可能ポケモンは幻・禁止伝説を含む全ポケモン(ただしペラップ神を除く)というお祭り騒ぎの6→4ダブル大会。
さらに禁止級ポケモンの使用数制限もありません。
かなり面白いルールだったので、これで終わらずに今後も定期的に開催してほしいWi-Fi大会でした。
あまり良い成績は残せませんでしたが、記録ということで使用構築を記事にしておきます。


始めにどうしても使いたいと思ったのが、初代最強のポケモンミュウツー
やはり初代世代としてはミュウツーが最強であってほしい!という少年心(?)から、こいつを主軸に組むことを決定。
ミュウツーとの組み合わせで有名なのはコジョンドユキノオー。後者を選んでホワイトキュレムと共に吹雪連打するパーティーにしようかと思ったのですが、今回は以前のオールスターカップで信頼感のあったコジョンドを採用しました。
今回、対策が必須なポケモンは、ミュウツーと双璧を成す最強のポケモンアルセウスと、3世代での登場から圧倒的な強さを誇るカイオーガの2体であると考えました。
特にアルセウス剣舞からのタイプ一致神速で多くのポケモンを縛れてしまうということで、それを受けられる物理耐久に厚いポケモンを採用したいところです。
そこで、夢特性解禁でよりいっそう輝きを増したディアルガと、そのパートナーとして天候も操れるグラードンを採用。
さらにカイオーガの対策として多少ピンポイント気味にはなりますがゼクロムを採用しました。結果的に、マルスケルギアを貫通する電気要員としても活躍が期待できます。
最後に、ここまでで非伝説枠のユキノオーや、それとペアを成す氷ポケモンが非常に重いと考え、グラードンの晴れの恩恵も受けやすいホウオウを加えて6体のパーティーが完成しました。
なんと1〜5世代から禁止伝説が1匹ずつ入っているという美しいパーティーとなりました。

それでは、以下個別解説です。


ミュウツー プレッシャー エスパージュエル
ひかえめ 181-x-111-226-110-182
努力値:C252 S252 B4
サイコブレイクシャドーボールはどうだん、まもる

初代から最強のポケモンに君臨しつづけるミュウツー
5世代でサイコブレイクという固有技を手に入れたことにより、最強の名を現在も語っています。
基本的にはコジョンドとペアで初手で投げる有名なコジョンドミュウツー(コジョツー)」での選出を想定していましたが、他の初手のときに後出しして残りを削りきる役目も多かったです。
ミュウツーが最強と呼ばれるゆえんは、この火力にしてS130族という点にあります。禁止伝説ポケモン達は重量級でS100族またはS90族が多いため、スカーフ以外のほとんどの超高種族値ポケモンに対して先手を取れます。
サブウエポンは同族対決とギラティナ・霊アルセウスに一矢報いるためのシャドボ、ディアルガバンギラスに受けきられないための波動弾の両方を採用しました。
コジョツーで有効な身代わりを諦める形になりましたが、この2つの技のどちらも切れませんでした。



ホウオウ さいせいりょく ほのおのジュエル
いじっぱり 213-200-111-x-174-110
努力値:H252 A252 B4
せいなるほのお、ブレイブバード、おいかぜ、まもる

夢特性の再生力ホウオウ。大会前に知人から交換してもらいました。ありがたやありがたや…
技構成に関しては、トルン息しトルン?様より丸ごとお借りする形になってしまいました。
もともと追い風と地震で最後の技1枠を迷っていたのですが、上記ブログ様の記事を読んで追い風に決定した、という感じです。
トリル下を意識してSに振らないことで十分に耐久に努力値を裂くことができ、ホウオウの物理耐久を生かすことが出来ました。
持ち物のジュエルは、対ディアルガアルセウスに対して晴れ下で低い確率であっても乱数1発を取りたいと考えたためです。ミュウツーと並べた時に対処が難しくなるポケモンなので。



グラードン ひでり じめんのジュエル
ゆうかん 207-222-161-x-110-85
努力値:H252 A252 B4
じしん、いわなだれアームハンマー、まもる

カイオーガと比較して不遇とされるポケモンですが、今回のルールでは大活躍を見せてくれました。
後述する「グラードンディアルガ」の並びはもちろん、グラードン・ホウオウ」の並びや、ミュウツーが苦手とするディアルガへの打点を持てます。
基本的にトリル下で動くことを想定して最遅としました。
物理耐久に厚いポケモンなので、今ルールで猛威を振るうであろうアルセウスや、ミュウツーキラーのギラティナを受けきることも採用理由のひとつです。
アームハンマーはトリルとの相性もよく、霊以外のアルセウスに抜群を取れる技でもあるのでサブウエポンとしてはベストかと思います。
鉄球投げつけるでギラティナを倒そうかと思いましたが、計算しても確定を取れなかったので採用は見送り。
さりげなく今回の選出率トップでした。どういうパーティー相手でも役割を持てる強ポケモンだったということでしょう。



ディアルガ テレパシー たべのこし
れいせい 207-x-147-202-132-85
努力値:H252 B52 C112 D92
りゅうせいぐんはどうだんトリックルーム、まもる

(…聞こえますか… …聞こえますか… グラードンさん… ディアルガです… …いま… あなたの心に…直接…語りかけています… 地震を…撃つのです… 守っている…場合では…ありません… …今すぐ…地震を撃つのです…)
というわけで、グラードンさんの良きパートナー、夢特性のテレパシーディアルガさんです。
この夢特性解禁によって、グラードンディアルガという滅茶滅茶格好良い並びが新たな王道となりました。
配分は、H252で16n-1にして、ハリテヤマのけたぐり、ホワイトキュレムの流星群耐えまでBとDに回し、残りCです。Cは108でも同じ数値なのですが、lv.100にしたときに1変わってくるので一応112振りと表記しました。
相手にアルセウスギラティナがいたときはミュウツーを投げにくいので、初手でグラードンディアルガとすることが多かったです。
耐久に回すことで大抵の攻撃をしのぐことができ、禁止伝説ありでのトリルの発動役はもはやこいつしかいないでしょう。クレセリアですら数値が足りなく思えるというのだから恐ろしいものです。
その上で、余りをCに回せば十分な火力を得られるというのもポイント。
トリル後に相手から飛んでくるフェイントや氷の礫などの低下力な先制技を受けきる可能性を考慮して、持ち物は残飯としました。



ゼクロム テラボルテージ ハバンのみ
ゆうかん 177-222-140-140-151-85
努力値:A252 D244 H12
クロスサンダーりゅうせいぐん、ふういん、まもる

ここまでで対カイオーガに薄すぎたため、完全なカイオーガピンポ対策のゼクロム
素ではどのみちカイオーガを抜けないため、スカーフにしようかと思いましたが、電気技で拘ったときに相手のグラードンに何も出来なくなることは避けたかったため不採用。
そこで、どうせならトリル下でも動ける最遅としました。これにより流星群との二刀での採用が可能になり、耐久にも大幅に回せるというのが最大のメリットです。
メインウエポンは命中安定を考えてクロスサンダー。これでも大抵のカイオーガを確定1発にできます。
耐久の振り方はかなりDに偏っていますが、これはホワイトキュレムとかち合った時に流星群でも吹雪でも受けきって流星群で迎撃するためです。この振り方で、Aぶっぱと前述の耐久調整を両立できるギリギリのラインとなっています。
なお、最遅とすることでグラードンディアルガと同じSになるため、後発で投げた時も相手のポケモンのSとの相対関係を知ることが出来るのも便利でした。



コジョンド せいしんりょく きあいのタスキ
ようき 141-177-80-x-80-172
努力値:A252 S252 H4
けたぐり、ちょうはつ、ワイドガードねこだまし

唯一の非伝説枠。前回のオールスターカップの個体の使い回しです。
基本はミュウツーとの「コジョツー」か、ゼクロムとのコジョンドゼクロムで先発させることが多かったですが、何度か後発で投げることもありました。
前回からの変更点は、見切り→ワイドガードとしたこと。
これはもちろん禁止伝説アリ全国ダブルでは、霰下でのミュウツー・ホワイトキュレムの吹雪、グラードン地震カイオーガの潮吹き・濁流などなど、全体技が飛び交うことになることは目に見えていたための採用です。
見切りが欲しいことは確かにありましたが、結果的にはワイガで助けられることの方が多かったかなと思います。
やはり禁止伝説アリのルールでは素早い格闘枠が一匹ほしいなと思いました。次回作で格闘の禁止伝説が出たら大流行するでしょうねー。


【クリスマスカップ選出率】

選出 先発数(先発率)
llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll (72)
36 (46.2 %)
lllllllllllllllllllllllllllllllllll (35)
2 (2.6 %)
llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll (74)
28 (35.9 %)
llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll (44)
32 (41.0 %)
llllllllllllllllllllllllllllll (30)
12 (15.4 %)
lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll (57)
46 (59.0 %)

ミュウツーグラードンは、ほとんどのパーティーを相手にして腐らず、安定の選出率9割超え。
ゼクロムとホウオウは選出機会こそ少ないものの、構築に欠かせない存在でした。