ほうかいのじゅもん

写真を中心に、その他趣味のことなど、気ままに綴るブログです。

ぶーちゃん入りトリパ

技1 技2 技3 技4 持ち物 特性
空元気
噛みつく
電光石火
オーバーヒート
毒々玉
根性
ホネブーメラン
ストーンエッジ
炎のパンチ
捨て身タックル
太い骨
石頭
サイコショック
シャドーボール
トリックルーム
自己再生
命の珠
マジックガード
トリックルーム
ステルスロック
大爆発
シャドーボール
ノーマルジュエル
耐熱
10万ボルト
目覚めるパワー氷
電磁波
ミラーコート
ゴツゴツメット
頑丈
地震
ストーンエッジ
自己再生
鈍い
オボンの実
天然

BWでのレート環境が終了し、長期メンテナンスに入りました。
今回は普段から火曜日(レート定期メンテ)に潜っていたフリー用の構築を紹介します。

このパーティーのコンセプトは「ブースターを活躍させる!!」です。
ブイズの中でも何かと不遇な扱いを受けがちなぶーちゃんことブースター……
しかしその攻撃種族値はあのハッサムにも並ぶ130!! 夢特性はあのローブシンと同じの根性!!! 外見はあのエルフーンと同じのもふもふ!!!!
「かみつく(笑)」「でんこうせっか(笑)」には目をつぶり、ぶーちゃんで厨ポケを吹っ飛ばしたいと思って考えてみました。
ぶーちゃんが(笑)扱いを受けるのは、やはりその火力と引き替えに失った素早さ。S65では調整のしようもないため、ニトロチャージ等で補う戦い方もありますが、ぶーちゃんの耐久だとニトチャ撃ってる間にやられてしまう;;;
というわけで、いっそのこと最遅にしてトリックルームパーティーに組み込んでしまおう、それならガラガラとかロマンあるポケモンも使えるし!という方向で組むことに。
まずブースターガラガラは確定で、トリル始動要因はその耐久と耐性から確実にトリルを張れ、さらにステロを撒くこともできるドータクン
ここまでで対水が重いので、既に育ててあったものを使い回して鈍足電気アタッカーで竜にも耐性を持てるジバコイル
さらにトリル中の短期決戦でガラガラが処理し切れない炎が辛く、蝶の舞ウルガモスや剣の舞バシャーモで一気に詰むのを防ぐためヌオー。というか、積みポケ全般をこいつで対策してますね。
最後に、トリルを張れるのがドータクンだけなのは心もとないので、トリル直後に自らアタッカーになれる珠ランクルス、という流れでした。

記事にするために表を作ったら、全員特性が複数ある(夢特性も含みますが)ポケモンでしたね。
それでは、以下個別解説です。


■ ブースター こんじょう どくどくだま
ゆうかん 159-200-80-115-144-63
努力値:H148 A252 D108
からげんき、かみつく、でんこうせっか、オーバーヒート

本パーティーの主役。かわいい!後ろ姿もかわいいぞぶーちゃん!
毒々玉で根性を発動させ、威力140の空元気をぶち込む、というよくある構成なのですが、このままではタイプ一致で空元気を撃てる火炎玉オオスバメ(通称「焼き鳥」)の下位互換になってしまいます。
そこで意識したのが、鋼で止まらないという炎タイプならではの特徴。威力140の一致技であるオーバーヒートであれば、C無振りでも必要な火力は維持できます。
さらにトリパに組み込むことで意地っ張り(C下降補正)とする必要がなく、二刀流を比較的容易に実現できました。二刀流であればオバヒ後のC2段階下降も気になりません。
意外と高いD種族値を生かし、Hに振った残りをDに振ることで特殊アタッカー相手なら、ラティの眼鏡流星以下の攻撃であれば1発耐えることもでき、トリルが切れた状態でも戦えなくはありません。


■ ガラガラ いしあたま ふといホネ
ゆうかん 167-145-131-x-100-45
努力値:H252 A252 B4
ホネブーメラン、ストーンエッジ、ほのおのパンチ、すてみタックル

トリパの申し子であり代名詞、何故か強力な専用アイテムをゲーフリから授かったガラガラ君。
さらに専用技(ボーンラッシュ等は他ポケモンも覚えるが、ホネブはガラガラ系統だけ)のホネブーメランは威力が地震と同じでありながら二段階攻撃であるため、襷・頑丈を潰しながら攻撃したり、身代わりを貫通できたりします。代償として命中に不安が出ますが、90ならそうそう外さないでしょう。
トリルは「発動→交代」で2ターン消費してしまい、実際にガラガラが動けるのは最大3ターンということもあり、相手の地面技読み交代で出てくる飛行・浮遊ポケモンを上手く読むことが必要になってきます。
その点、多くのポケモンに等倍で入り、かつ特性のおかげで無反動な捨て身タックルは思いの外役に立ちました。
地面が効かない鋼タイプには炎のパンチが有効でしたが、B特化エアームドになってしまうと中乱数2発程度の威力しか出せないので、相手にエアームドが見えたら素直にジバコ、ぶーちゃんあたりの選出にするのが良さそうです。


ランクルス マジックガード いのちのたま
れいせい 191-x-95-194-132-31
努力値:H44 C252 D212
サイコショックシャドーボールトリックルームじこさいせい

特に深いことを考えずに取り入れた、セルフトリルアタッカー。
今回は瞑想を積む型よりも、より即効性を取るために命の珠型としました。
攻撃技は主にサイコショックですが、ラティオスの流星群をせっかく耐えられるので、シャドボを取り入れました(あまり使う機会は多くありませんでした)。


ドータクン たいねつ ノーマルジュエル
なまいき 174-109-158-x-161-34
努力値:H252 B172 D84
トリックルームステルスロック、だいばくはつ、シャドーボール

今回のパーティーの立役者。こいつがいなければ、この構築は成立しません。
まず、特性は広く使われる「浮遊」ではなく「耐熱」としました。これは、基本的にこのドータクンは先発で使用するため、地面技読み交代で浮遊を発動させる機会がないためです。
また、ドータクンを見た相手は始めに浮遊を警戒するでしょうし、安直に地面技は撃ってきません。
こいつの仕事は最低でも「トリックルームを張ること」が出来れば良いので、ウルガモスのオバヒを耐えられるほどの耐久を得ることが出来る耐熱で採用しました。
この選択は功を奏し、初手ドータクン読みで炎ポケモンを出してくる相手が非常に多く、面白いように大文字や火炎放射を撃ってくれました。
使い方としては、
1)相手の攻撃を2発以上受け切れそうだったら、まずステロを撒く。
2)次にトリックルームを張る。
3)最後にジュエル大爆発でダメージを与えつつ、トリルのターンを無駄にせず、かつ無償で後続を降臨させる。
が基本スタンス。相手がゴーストタイプを出してくることも多いのでシャドーボールを搭載していますが、大爆発の目的はダメージではなく、後続アタッカーの無償降臨なので、相手が鋼タイプやゴーストタイプであっても構わず爆発してしまうこともありました。


ジバコイル がんじょう ゴツゴツメット
ひかえめ 163-x-149-200-110-80
努力値:H140 B116 C252
10まんボルト、めざめるパワー(氷)、でんじは、ミラーコート

本当はレートで使う用に育てていたジバコイル
もともとは相手の竜を狩るために考えたポケモンで、相手のカイリューの逆鱗読みで出し、ゴツメでマルスケを潰し、次ターンに逆鱗をもう一発耐えてからめざ氷で確実に吹っ飛ばす、という計算で努力値を振りました。
トリパとは言え、完全にトリックルームにだけ頼るわけにもいかないので、ある程度火力があり、頑丈で安全に一回動けるアタッカーが欲しいと思っても採用でもありました。
また、トリル始動要因が倒された場合でも電磁波を撒いて鈍足アタッカーにワンチャン与えることも出来ます。
ミラーコートは決まると気持ちが良い枠(


■ ヌオー てんねん オボンのみ
わんぱく 202-105-137-x-98-55
努力値:H252 B156 D100
じしん、ストーンエッジじこさいせい、のろい

ヌオーと言えば、で有名なユウキさんのヌオーを参考に、というかモロに真似させて頂きました。というわけで調整はそちらを参照ください。
フリーではそこまで凶悪な積みポケモンは多くありませんでしたが、しかし物理ポケモン相手に急所さえ引かなければこちらが一方的に鈍いを積めるのはかなり魅力的。
運良くトリルが1ターンでも残っていれば先攻で鈍いを積めるのもトリパとシナジーしていました。


勝率はそこそこというところでしたが、フリーで楽しむこともできましたし、ぶーちゃんでラティオスガブリアスを吹っ飛ばすこともでき、なかなか楽しいパーティーでした!