ほうかいのじゅもん

写真を中心に、その他趣味のことなど、気ままに綴るブログです。

ユクシーで行くしーパ

先日まで開催されていた「ポケモンWi-Fi大会 ファミ通カップ」で使用したパーティです。ルールは6→3シングルです。
大会の感想やデータなどは別記事にまとめるので、この記事は純粋にパーティ紹介だけにしていこうと思います。

技1 技2 技3 技4 持ち物 備考
逆鱗
地震
炎のパンチ
竜の舞
ラムの実
マルス
ドレインP
マッハP
エッジ
しっぺ返し
火炎玉
根性
大文字
竜の波動
毒々
ニトチャ
風船
ステロ
欠伸
置き土産
サイキネ
オボンの実
10万ボルト
リフスト
ボルチェン
身代わり
草ジュエル
地震
氷柱針
氷の礫
地割れ
気合いの襷

今回使用したのは、ご覧の通り(?)のユクシー軸です。
その名もユクシーで行くしー」パ
対戦でユクシーを出す度に心の中でこの文句を唱えていましたw
ステロ撒けて欠伸撃てて置き土産で自主退場できるという完璧なポケモンユクシーちゃんを先発で出して、場を引っかき回してから後続で押し切る、というのが基本的なコンセプトですね。
大会ということで、いわゆる厨ポケも遠慮せずにガンガン使っています。というか、俺はもとから厨ポケに対する嫌悪感みたいなものは全然ない人間なのですが。

それでは個別解説です。
なお、一応実数値を張っていますが、俺は乱数調整等を使っていないので、ポケモンは理想固体ではないです。それで実数値晒す意味はあるのかな、とも思うのですが、一応調整などもわかりやすいように、ということで。
努力値振りについても一緒に記しておきました。


カイリュー いじっぱり 198-189-115-**-110-114
努力値:H252 A150 S108

少し前に大流行したものの、現在はだいぶ落ち着いてきた印象のカイリュー
俺の中で、600属ドラゴンの中でカイリューを使うメリットは、マルスケを生かした耐久だと思っています。というわけでH252は確定。
と言うのも、ユクシーの欠伸+置き土産で相手のポケモンを1体行動不能にしてから繰り出すポケモンなので、1回以上舞うことが前提となっています。というわけで、素早さの調整は1舞で陽気ガブ抜き。
しかし、実際はやはりカイリュー含め、ドラゴンは対策され尽くしている印象で選出しづらく、ほとんど見せポケのような扱いになってしまいました。
ハマれば強いのですが、想定しているようなユクシーカイリューからの全抜きはなかなかレートでは上手く決まりませんね。
技に関しては、逆鱗、竜の舞、炎のパンチまではテンプレ、残りは神速を切って、バンギにも刺さる地震を入れました。あれば便利な地震ですが、やっぱり「神速があればなぁ…」という機会は無くはなかったです。


ローブシン いじっぱり 183-210-111-**-106-69
努力値:H20 A244 B26 D164 S56

今回の大会用に育てた一匹。もともとはこの枠はルカリオだったのですが、やはりルカリオでは火力不足が否めなかったので。
努力値振りに関しては、各所のBlog等を参考にさせて頂いて、色々調整しました。
まず、この一匹で対砂を広くカバー出来るようにしたかったため、
【A】
根性発動のマッハパンチで、
ドリュウズ高乱1
バンギラス確1
根性発動のドレインパンチで、
・HBカバルドンを確3
【S】
・S4振りカバルドン抜き
というところまで振っています。このラインを達成しつつ、耐久に回せるようにするには火炎玉ブシンであることが必須というわけです。
Hは8n-1となるように振り、相手のウルガモスもこいつで対応したかったので、非命の珠のウルガモスのオーバーヒートを1発耐えられるところまでDに振り、残りはB、という振り方です。
実際に使ってみて、あまり場に長く居ることが少なく、火傷ダメ+天候ダメでかなり痛手を喰うことが多かったので、もしかすると毒々玉でもアリかな、と思います。
技に関しては、マッパ、ドレパンは必須、ガモス対策のエッジ、対霊に刺さるしっぺ返しというテンプレ構成。ガモスを他に任せられるなら、エッジ→空元気でも良かったかもしれません。


ヒードラン ひかえめ 172-98-122-187-123-123
努力値:H122、C156、S232

以前のパーティ紹介でも出したやつなので詳細は割愛。
前回はこいつでガモスを相手していたのですが、構築的に相手の耐久ポケが重かったので、エッジ→毒々にしてみました。
が、正直撃つ機会はほとんどなかったです。一度クレセリア相手に撃ちましたが、見事に眠られました(結局その後はマンムーで強引に突破したという…)
炎技は、レベル上げが面倒だったので 命中安定で大文字にしましたが、さらに命中の安定を取るならばオーバーヒートとかでも良かったかもしれません。


ユクシー おくびょう 179-**-157-88-138-154
努力値 H252 B54 S204

今回のパの主役。の癖に、見せ合いの段階で出来るだけこいつ軸であることを悟らせないための配置のせいでこんなところに。
ポケモンの並びは、相手に強くカイリューを意識させたくて(見せポケ化)先頭をカイリューさんに譲り、さらにユクシーは先発しないと意味をなさないポケモンなので、万一時間内に選びきれなかったことを考えてこいつには4番目に座ってもらいました。
努力値振りは、補正なしS252ウルガモスを抜けるところまでSに振って、H252、残りBという感じ。
こいつの仕事は、
1.ステロを撒く
2.欠伸で引っかき回す
3.置き土産で起点作り
であり、中でも最大の仕事は1.のステロです。
ステルスロックは本当にチート技とも思えるほど強く、これのおかげで相手のタスキや頑丈はほとんど気にとめる必要がありませんし、対カイリュー、対ガモスにもぶっ刺さります。
というわけで、最低限ステロさえ撒ければそのターンに退場して頂いて構わないので、シャンデラやガモス、バンギ相手にも強気に突っ張って行けるようにS振りはかなり重要だと思います。
というか、準伝の力を持ってすれば耐久にあまり振らずとも、ハッサムの蜻蛉返りやバンギの噛み砕く程度なら余裕で耐えます。
攻撃技はサイキネ。このパでは対格闘が結構薄いので、単純にエスパー技で良かったと思うことが多々ありました。ただ、ラティ相手に眼鏡トリックをされてしまうことも多かったので、シャドボなんかでも良かったのかな?とも思います(計算してませんが)。
持ち物はオボン。トリック対策のメールや、挑発対策のメンタルハーブなども考えましたが、ステロ欠伸の任務を確実に遂行するためにオボンを選択しました。
本当に今回はこいつに頼りっぱなしで、選出率は堂々の88%。しかし相手にエーフィが居たときだけは、チキってしまってどうしても出せませんでした(そして相手は必ずエーフィを出してきました)。場に出すだけで状態異常+ステロ反射とかチートですよね…


カットロトム ひかえめ 139-**-118-172-124-125
努力値:H110 C252 S148

こいつも以前に紹介したものなので詳細は割愛。
どうしても対水ロトムが重くなるパーティなので必須でした。
カバドリュなんかにもある程度強いので、選出する機会は少なくなかったです。
身代わりについてはほとんど使う機会がなかったので、鬼火なんかでもよかったかと思います。
しかし大会では妙にリフストを外しまくりましたねこの子は。当てていれば勝っていた試合も多かっただけに、命中90%に悪夢に泣かされました。


マンムー いじっぱり 186-200-94-**-65-132
努力値:A252 S252 H6

今回のパの、ユクシーに次ぐ立役者がこいつ。
対ドラゴン、対グライオン、対耐久ポケ等々、様々な役割を一挙に持ってくれた最高のポケモンです。そしてここぞのところで地割れを当ててくれるw
こいつの持ち物は、タスキ以外考えられないと思っています。ステロで潰されない限り、かなり強気にドラゴン相手に選出できます。
具体的には、氷柱針3発以上でラティ、カイリューマルスケ込みで)を突破でき、氷の礫でガブを低乱1のラインまで削れます。マンムーさんまじ厨ポケ。
最大の弱点は水ロトム。これを相手にしてしまうと、もう為す術がありません。せめて絶対零度を覚えれば…という贅沢な願い。

実は大会直前まであまり時間がなく、レートでの試験運転もあまりこなせていなかったため、大会中にボロが出まくったパでもあります…
具体的には、ニョログドラあたりの雨パに滅法弱いこと。草ロトム+ブシンで何とかなるかと思っていたのですが、上手い方が相手だと全く希望通りに立ち回らせてもらえないため、厳しい戦いを強いられることが多かったです。
逆に、ドラゴン対策はほとんどマンムーさんに一任してしまって良いな、とも思いました。
改良の余地ありとは思いますが、自分の中ではかなり使いやすいパーティでした。ユクシー軸、オススメです。

では、長くなりましたがこのへんで!