ほうかいのじゅもん

写真を中心に、その他趣味のことなど、気ままに綴るブログです。

第21回定禅寺ストリートジャズフェスティバル


仙台の秋のお祭り、「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」が今年も9月10日、11日の二日間開催されました。
仙台の「三大祭」と言えば「青葉まつり」「七夕まつり」「光のページェント」なのだそうですが、個人的にはジャズフェスも含めて「四大祭」にしちゃえよ!と思うくらい大好きなお祭りです。そうすれば春夏秋冬、全部揃うし。是非そうしよう!
震災の影響を受けて開催も危ぶまれたそうですが、こうして盛大に開催できたことを、毎年楽しみにしている一観客として嬉しく思います。


……が、俺の方が震災の影響を受けた大学の変則日程により期末考査直前のジャズフェスになってしまったことが悔やまれるところです。一日しか参戦できなかったよ…泣きたい。土曜も知り合いが結構出ていたので聴きたかったのですが…
テスト直前という学生の悲しい宿命と部活の予定がちょっとだけあったため、11日(日)のごく一部のステージしか回れたなかったのですが、見たバンドを簡単に挙げてみたいと思います。




Zndada ORCHESTRA @西公園 (11:50〜)
Tb、T.Sax、B.Sax、Tp×2のホーンセクションと、KeyBoard、Guitar、Bass、Drumsの編成のスカバンドでした。
MCやパフォーマンスもとても楽しく、見ていて全く飽きないという素晴らしい演奏でした。
T.Saxの剽軽そうな方(失礼)が凄く楽しそうに吹いていたのが印象的でした。かなり上手かったです。
オクトーバーフェストでも演奏するそうなので聴きに行きたいですね。


The United States Army Band @勾当台市民広場 (13:30〜)
まさかの駐日米軍の音楽隊によるビッグバンド。メンバー的にはほとんどプロですよね。
今は被災地を回るツアーをしている最中らしく、その中でのジャズフェス出演だそうです。ありがたいですね。
選曲もステージも、日本人に優しいという印象。誰もが知っているナンバーに、手拍子を促したりスタンドプレーをしたり、と、被災地を巡るツアーの中でもジャズに詳しくない人も一緒に盛り上がれるようなステージにしているのでしょうね。
アメリカ人ならではの気だるそうなスタンドプレー(吹奏楽部がやるような「立つタイミング揃えて!」みたいなのは一切なしw)が凄く「らしい」感じがして良かったです。
最後の「Sing Sang Sung」ではA.Saxの方がB♭Clに持ち替えてsoloを取っていたのですが、これが凄まじかった。


PANAMANS @勾当台野外音楽堂 (14:20〜)
中学時代の恩師がやっているレゲエバンドです。
ほぼ毎年聴きに行っていたのですが、去年はVOLCANO!と被ってしまったので断念。今年は他とも被らず、聴くことが出来ました。
メンバーのほとんどが学校の先生というバンドなので、中学生から大人まで、客層豊かでした。俺の恩師は英語の先生なので、観客の中にはALTっぽい人も見られましたね。
ジャズフェス常連のベテランバンドなのでステージの盛り上げ方は流石でした。楽しかった!
なお、このステージの途中で14:46となったため、一分間、全ステージのバンドがA(ラ)の音を鳴らすという黙祷もありました。倍音凄かった(


UNDERDOG @勾当台円形公園 (15:50〜)
もともとお目当てだったバンドが急遽出演取りやめてしまったらしいので、ふらっと立ち寄った会場で聴いたバンド。こういうのもジャズフェスの醍醐味ですよね。
部活の時間が迫っていたので途中までしか聴けなかったのですが、おじさま方のブルースはこれまで聴いてきたどのステージとも違って胸に染みてくるものがありました。
なんと言っても歌とハーモニカが上手い!に尽きます。
あまりブルースというジャンルには手を出せずにいたのですが、これを機に何か聴いてみようかな、と思わせてくれる演奏でした。



他にもふらふらと見たバンドは沢山あるのですが、きちんと聴いたのはこれくらいですかね。


来年こそは夜間ステージのフィナーレまで全部見たい!
ていうか仙台市民としていつかはジャズフェスに出演したい!


そんな野望を胸に、明日に迫るテストを前にして全く勉強をする気が起きなくなるという通称「ジャズフェス効果」にかかってしまったのでした。
え?なんで日記更新なんてしたのか? 現実逃避だよ!言わせんな恥ずかしい!////